自分が見えない私たち。 | ライフ@さいはら

自分が見えない私たち。

人は、他人のことならよく分かる。


これは、地球は回っているとか一週間は7日だとかそんなレベルの鉄則なんじゃないかと思う。


前にいた会社は、仕事の内容からか、人を批判して分析して上からものを発言していた。私は自分だけじゃなく、来てくれたお客さんやふつうの女の子たちまでそんな態度で接せられることに嫌気がさしてうんざりしていた。

今ならはっきり分かる。みんな同じなんだ。批判や分析してえらそうな口叩いている人だって、己一人の力は、人のことあーだこーだ言えることはないんだ。

だから、人のことをあーだこーだ上から言う人は裸の王様。

前の会社で、心がカラカラになったことを思い出した。


それで、分かったこと。この先、甘い言葉をかけられても私距離を置いたままでいようと思う。


一人一人は好きだけど、会社のやり方やまわりの話しを聞き入れないかんじがやっぱり私とは合わない。


前の会社にいるとき、私は何が正しくて何が間違っているのか分からなくなった。私たちは、この混沌とした21世紀を生きていかねばならないんだから、どの道大変なんだと思う。楽チンな道なんてない。ただその中で、私はほんとうに自分がいいと思うものだけを選んでいきたいし、ゆっくりコツコツ進んでいきたいと思う。


会社にいたとき、ここしかないと思ったこともあった。みんなに愛されている自信もあった。私も自分のできることで何かを返していきたいと思ってた。

好きだから一緒にいる、なんていうのは恋愛ごっこだ。私は、どんなに立場が弱くても、自分の足で立っていたいし、意味があることをしていきたい。

責められるのも陰口言われるのも私の仕事。でも10年20年先に答えがあるって信じている。それは30年、40年経ったらもっと分かりやすい成果になると思ってる。

私ができること。自分といつまでも闘っていたい。