前回のブログ(https://ameblo.jp/yokomeyagi19/entry-12382763762.html)で、河原の石を使って、こどもたちが見立て遊びから物語を創り上げたこと、それを冊子にしたことを紹介しました。
今回は、その続きの出来事です^ ^
【こどもたちの表現を地域の方々へ】
こどもたちが創った物語の冊子を、近くにある地域コミュニティースペースに置かせていただきました😊
すると、私がちょうどコミュニティースペースにいる時間帯に地域の方が来てくださったため、河原に行った日のこどもたちの様子をまじえながら冊子を紹介しました✨
1つひとつの物語をじっくりと読んでくださり、「この表現すごいわねぇ😊」「あ〜、なるほど‼️こういうふうに物語が進んでいくのね✨」という反応をいただけました☺️
そして、それぞれの物語に一言ずつ温かいコメントをいただけたのでした✨
↑もう嬉しくて嬉しくて…‼️こんな素敵な方がいらっしゃる地域で働かせていただけている喜びを感じました✨
【そして、再びこどもたちへ】
「この地域の方々の声を、物語を創ったこどもたちに届けよう‼️」
と思い、冊子を学童保育に持ち帰りました。
「え〜、どれどれ⁉️」
「自分のは恥ずかしいから読まない‼️笑」
などと照れながらも、興味津々のこどもたち😊
すると、
「ねぇ、私もコメント書いてもいい⁉️」
と、一緒に冊子を読んでいた5年生の女の子が言いました✨
この子は物語が生まれた時に河原には行っていませんでしたが、冊子に興味を持ってくれて読みあっているこどもたちの輪の中に加わったのでした😊
「おぉ、いいねぇ✨もちろん‼️」
と伝えて付箋を渡すと…
もう感激‼️ウルウルしてしまいました✨✨
物語創りをしたメンバーは1〜4年生。こんな優しく温かな心を持った〝先輩〟がいるからこそ、安心して表現ができるのだなぁと感じました☺️
4年生の男の子が創った「おおきなかぶ」の物語へのメッセージ😊
優しさの輪は、こうやって広がっていくのだなぁと感じました☺️
【ドキュメンテーションの広がりと、学童保育×地域の可能性】
今回の活動を通して、ドキュメンテーションの可能性を感じました。
レッジョ・エミリア研修でオロロッジョを訪れた際に、小学生以上のこどもたちに対するドキュメンテーションを行う特長として、字を書き言葉を使うことができることだということを学びました。
石を使った物語の冊子は、ある種のドキュメンテーション。それに対して付箋を使ってコメントを書くという仕組みを添えたことで、小学生以上の年代だからこそ生まれるような、ドキュメンテーションをきっかけにしたコミュニケーションの場面を見ることができました。
そして、ドキュメンテーションをコミュニティースペースに置くことにより、こどもたちや保護者、スタッフのみならず、地域の方々にも繋がることができるという手ごたえを感じました。
学童保育と地域との繋がりを模索していますが、その1つの施策が見えてきた気がします。
個人的に、喜びと学びがたくさんあった、見立て〜物語〜対話の実践になりました😊✨