今回は、レッジョ・エミリア研修のお土産、おもちゃ編。おもちゃと言えるかわからない素材も含まれていますが…✨

ちなみに、自分が学童のこどもたちと遊ぶことを想定しておもちゃを買う時に意識していることがあります。
それは「遊び方が固定化されていないか」「多様な遊び方をこどもたち自身が生み出すことができそうか」という2点です。

「これを使って、こどもたちはどんな遊びを展開・発明していくかな〜」とわくわくしながら選んでいる時間が幸せ😊
初めから「どうやって遊ぶか」が事細かに決められていたり「ボタンを押すと音が鳴って光る」みたいに発展がなかったりするおもちゃは、その後の展開の広がりがないので、まず選びません。

そんな視点で選んだお土産たちを紹介したいと思います^ ^


☆ローリス・マラグッツィ国際センターにて

こちらでは「おはなしづくりゲーム」を購入✨
日本語の訳が書かれていました^ ^
↑カードには、上下に切れ込みが入っており、それを組み合わせることで絵の見え方が変わってきます。さらに表面と裏面では違う絵柄なので、様々な組み合わせが可能‼️
組み合わせると、このような感じ。
組み合わせ方によって絵の見え方が変わるため、何度でも組み替えてお話づくりを楽しむことができます✨


☆レミダにて

レッジョ・エミリア市内から、たくさんの素材が集まるレミダ。ここには、素材やそれを加工したグッズが販売されていました。
↑Max Maraなど洋服産業が盛んなレッジョ・エミリア市。だからこそ、こんなサンプルもレミダのショップに売られていました!

↑こんなにたくさんの種類が!見ているだけでうっとりしますね✨なんとなく、鳥の尾っぽみたい🦅

さらには、こんなものも。
↑それぞれ異なる種類の革を束ねたもの。靴などの工場から出たものなのでしょうか。
↑それぞれの革には、アメリカの州の名前が付けられていました。そういう種類の革なのかも知れません。

とても面白い素材なので、触り心地を楽しんで「革を触って、それぞれの質感の皮膚を持つ恐竜をイメージしてみよう‼️」みたいな活動にも展開できそう✨


☆偶然見つけたおもちゃ・絵本屋さんにて
前回のブログhttps://ameblo.jp/yokomeyagi19/entry-12380920222.htmlで紹介したお店と、写真を撮り忘れてしまったのですが、三色旗記念館の近くにあるお店とで、カードゲームを2種類購入しました。
↑1つ目は、こちらのカードゲーム。
絵を見て物語をつくっていくゲームのようです。
↑中には、このようなカードがたくさん✨
この手のカードゲームは いくつか持っていますが、今回買ったものは比較的易しい感じがします。

もう1つのカードゲームは、こちら‼️
↑さて、どんなカードゲームなのか…パッケージを見る限りでは、なかなかイメージができませんが…
↑中を見ると、このような模様が描かれたカードが44枚入っていました!
イタリア語の説明を翻訳すると、「自由な創造性を発揮して、形とパターンを一致させてペアを見つけましょう。カードを組み合わせてカラフルな道を想像してみてください」とのこと。

でも、こどもたちに渡す時には、そのような説明を一切せずに「これ、どうやって遊ぶと面白そう?」と伝えて渡したいと思います。
先入観を与えると「正しい」遊び方、「間違った」遊び方という捉え方に陥ってしまう。そうではなく、未知のものに対してどう反応し、どう遊びを創造するかというプロセスを見てみたいです。

ちなみに、どちらのカードゲームともイタリア産ではなく、もともとはフランスのもの(製造は中国)だそう🇫🇷
レッジョに行ったからにはレッジョのものを…とも思いましたが、なかなか日本で見かけないもので とても面白いと思ったため購入しました✨

ところでレッジョの小学生たちは何をして遊んでいるのだろう。
街中でサッカーをしていたり、全力の追いかけっこをしていたりする姿は見かけたのだけれど…。
自分がこどもだったら、毎日オロロッジョに通うだろうな…😊

以上、レッジョ・エミリアで購入したお土産紹介でした^ ^