夫を見送った後、父と同居するために断捨離をしました。
正確には人生の厳選をしました。
一軒家を畳んで一人で実家に戻るためには荷物を最小限にする必要がありました。
物を捨てて整理することだけ考えると、
余りに物が多くてフリーズしてしまいそうだったので、まず決めたのはこれだけ。
これからの人生で何をするかしないかを決める
でした。その結果・・・。
【置いておくと決めた物】
1番目: 健康になる喜びを伝えることがライフワークなのでそれに関わる物。
2番目: 仕事をしていく上で精神的な健康を保つために必要な道具。(趣味)
(裁縫に必要な道具一式、編針)
3番目: 衣類はそれを着ると笑顔になれる物。
4番目: 夫との楽しい思い出のある食器。
【処分した物】
将来やろうと思って準備していたけれど、
一番やりたい事をするためには時間的に無理と思われる事に関する全てを捨てました。
例えば
日本刺繍の道具一式。(超時間が掛る、老眼にはきつい)
読もうと思って読まないでいた本と聞かないCD。(とにかく重い)
好きだからまた読むと思って置いていた本で再読しなかった本も。(これが大量に)
自分で動かせない重さのオーディオ類。(40kgのアンプや大きなスピーカーなど)
自分ひとりで動かせない家具
セット物の客用食器や滅多に使わない高級食器
バイオリン 等々
結果は成功だったと思います。
着ない服が無いのでクローゼットは整理しやすい
コロ付きの引き出し収納を多用することで、衣替えは引出しを出しやすい方に移動するだけで簡単
重い家具が無いので模様替えも簡単にできる
食器が大好きなので、9割を処分したけれどライフスタイルが変って欲しくなった食器を買い足す喜びもある
使わない物が押し入れや引出しにあると使っていない心苦しさ
があったけれど、
今ある物は全部好きで使っていると思うと、
気持が軽やかになり整理も苦で無くなりました
一つ一つ精査していると、きっと途中で止めたくなるので
ざざ~っと波がさらっていくように整理するのがお勧め。
無くなって困る物はほとんど無くて、
楽しい思い出や記憶はみんな心の中に永久にあるので、
うっかり物を捨ててしまっても問題なし!