20代からずっとバレエをベースにした健康体操をデザインして指導してきました。
怪我や病気で手足に麻痺が残り、リハビリ後ある程度まで復活できた方の中に、実はもっと改善できる可能性のある方がいらっしゃることをお伝えしたくて、このブログを開きました。
もちろん全ての方がそうであるとは言えません。
ただ私が関わったAさんの予期し得なかった回復は奇跡では無く、ほんの小さな気付きから始まったことをご本人、ご家族、担当医、理学療法士、作業療法士の方々に知っていただきたいのです。
このブログの中心人物Aさんは脊髄梗塞の後遺症、片麻痺を物ともせず人々を元気にする絵を次々に描き、私のスパルタレッスンをガハハ!と笑い飛ばしながら熱心に、時にちょいとおサボりしながら楽しんで下さった笑いの天才。
Aさんのキラキラ輝いたレッスンの日々を綴ります。
《始まり》
Aさんは脊髄梗塞のため当初下半身が麻痺。立つこと、歩くこともできず、便意尿意を感じることが出来ませんでした。脊髄梗塞について詳しくはこちらを参考になさって下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%A2%97%E5%A1%9E
Aさんご本人から「自分の症例が誰かの役に立つならば是非使って下さい!」と快くお許しをいただきましたので、できる限り細かくお伝えします。