乳がんと診断されてからしばらくして、ネット通販で「大根おろし器」を買いました。使っていたものが使いにくくてブツブツ文句を言っているのをパパさんが聞いており、たまたま「マツコの知らない世界」で紹介されていたものがよさそうだと言って、注文してくれました。
届いた商品を開けてみたら、メッセージカードが入っていました。
パパさんが入れたのではありません。
なんでこのタイミングなん？？
私の今の気持ちを見透かすかのように。
このころの私は、毎日、時間があればネットで乳癌のこと調べたり、考えたりしていました。仕事に行ってる時間が唯一、それを忘れられる時間でした。一日中一人で家にいるのはつらくて。仕事しててよかったって思いました。でも、夜になったら、考えてしまい、一人で泣いてました。子供の前では元気そうに、変わらない様子を見せて。子供に心配かけたくないから・・・・。
私は一度だけ、乳がんと診断されて初めてパパさんにそれを目の前で打ち明けた時に、パパさんの胸の中で泣きました。その時は、しっかりと私の気持ちを受け止めてくれたことを覚えています。
その後は、パパさんもかなり心配して、私以上に落ち込んでる様子でした。
パパさんはとっても心配性。
パパさんはとっても心配性。
私が必死で大丈夫って自分に言い聞かせようとしている横で、不安そうな顔して、悪いように考えていろいろ言われると、私はどうしたらええねん。まだ死ぬ気はないわ～。そんなにネガティブに考えんといて～。
ネットの情報が多ければ、悪い情報もいっぱい。
心配する気持ちはわかりますが。
なので、その後は、私は気丈に振舞っていました。
本当はとっても辛かったけど・・・・。