
ワタシは正直とてもとてもチキンちゃんなので、限界を超えたトレとか、なーんか出来ないんです。
クライミングの時も、「あと、もう一歩」で諦めて結局ギブして降ろしてもらうことが多々。
ちょっとフットステップ変えて、体制変えて、ちょっと伸ばせばホールドに手が届くのに・・・を何度も何度もやってまして。
って、言うのはスゴイ簡単なんだけど、実際岩場ではそーそーに反応はできないって。怖いんだから・・・
やや、逃げ出しては無いんですよ。何度か挑戦して、なんか精神的に無理な感じに至った気がするんで、、、
別の日に仕切り直して、登覇はしてます。「なんだ、やれば出来るじゃん」ってなコメを良くもらいます。もー、そういう人間なんだと諦めてます。
これがジムじゃなくて、自然の岩場だとね、なかなか別の日に仕切りなおしは大変だから、泣きながらでもその日に登り切ってしまいたいんですが、そこで「ガンバレ、ガンバレ」ってやられると、逆にお腹痛くなる方です。
性格ですよね、仕方ないっす。チキンラーメンどーんぶりです、ワハハハ・・・
月曜の小沼先生出勤日に合わせて、脚トレをチームでされてる方々がいて・・・
いつも「うほー」と驚いて見てたんですが・・・
そのメンバーの一人から「せっかく小沼さんがいるのに、スクワット補助してもらわないんですか?」って聞かれ・・・
やや、補助はお願いしてますが、毎回じゃ無いんです。重量挙げた時はずるっこしないよう見てもらうんですが、ワタシはずーっと見られると、そっちがストレスになってダメなんで・・・
その辺りの呼吸を読んで頂いたのか、察知されたのか、小沼先生からセイフティバーをちと調整して、独りで安全にスクワットできる方法を教わりました。
なかなか良いですよ。西本朱希選手も同じやり方を指導されてるし・・・
自分がしっかりしゃがみ込んだ位置でシャフトが止まるように、ちと高めにセイフティバーを設置して、シャフトをしっかり乗せたら、またウリャー☆彡と持ち上げる感じです。
ズルできないし、辛いんですが、怖さはダイブ減りますよ。で、次回挙げる時に、着実に重量アップできる感じです。
普通のスクワットでやるのが怖かったら、マシンのハックスクワットで同じ感じで練習できるかと。
カツンと音がなるまで落とし切ってから、ジワジワ挙げていく感じです。
人に励ましてもらいながら(怒られながら?)リミッター外して高重量を挙げられる人もいるんでしょうが、ワタシはちと・・・
こりゃ性格の違いとしか言い様がないと思います。皆で頑張るってより、独りで納得行くまでやったら、先生に見てもらうってセーカクなんだと思います。
ただ、「リミッターが外れない」って表現が面白いなぁと思って。
どこかで気持ちの限界を突破しないと、次に進めないことって多々ありますからねぇ。
バチンと指導者に顔をひっぱたかれて、パッとアドレナリンが吹き出すタイプの人もいるんでしょうが・・・
ワタシは無理無理。泣いて帰ります。
無理したいワケじゃないし、目的を達せればイイだけだから、そこで「根性なし」だの「馬鹿野郎」とか罵られたら、ちゃぶ台ひっくり返して大騒ぎしますよ。
でも、それが合うタイプの方もいらっしゃるから、そのやり方を否定する気も無いし、それはそれですもんね。
その間合いが解からん人が指導者だったら、すんごい不幸だと思うけど。。。
幸いなことに、そーゆー人にぶち当たったことはあまり無いです。そーゆー人には特有のニオイがあるから、避けてますし・・・
「意図が正しく伝えられなかったことを反省したい」みたいな発言を聞くと、すごく鈍感な人なんだろうなと思います。
や、きっと人間性はピュアなんだろうと思いますけど、パンパンになっちゃってる人を叩いてリミッター外したって、負のエネルギーばかりがジワジワ貯まるばかりですからねぇ・・・
だからって、「あのヒトは人のココロが読めん」みたいな愚痴を言うのも良くないっすけどね。
「ワタシはそういう指導は嫌です」って何らかの形で伝えないと、それはそれで不公平だから。
それで妥協点が見いだせなかったら、我慢する必要は無いでしょう。別に指導者探せばいいし。指導者は、自分のやり方を望む生徒を探せばいいし。
あんまし深い理由は無いのですが、大好きな背中トレは、いつも土曜日のGG中野でやってます。
次の日の日曜しっかり休めるし、土曜は仕事もお休みだから、ジワジワ沢山トレできるし。
でまた、GG中野の土曜のお昼は、小沼先生も、現日本チャンプ鈴木雅選手もいて、ダブルチャンプで、まるでまるでウニ・イクラ丼のような豪華さで楽しいですよ。
だいたい最後にデッドリフトちゃんをやってまして、前回よりちょびっと重量を足した所で、小沼先生に見て頂いてます。
で、いつも少し前回よりグレードアップしたアドバイスを頂いております。
「おりゃ~、しっかり膝下まで下げんかい!いったん下ろしたら、膝下まで行ってるか確認する~!」と怖い声でうなって頂いて、スタスタ別のトレーニーさんの補助に向かっていかれました。
ま、ワタシがそういうスタイルが好きってだけ。
キチンと相手に合わせて、指導してる小沼先生すごいね。
月曜の脚軍団のトレは、こりゃまた遠くで見てて、プルプル震えてしまいそうなド迫力だから・・・
趣味でやってるって範囲なら、無理せず、無難に、健康を保つ程度にでいいんでしょうが・・・
試合や大会に出ようってなったら、ナンカの時点で自身のリミッターを外して、怪我すれすれのトレーニングをホントはやらないといけないんですよね。
でも、どうリミッターを外すかってのは、すごく難しい話ですよ。
バチンてひっぱたくだけで済むんだったら、なんとも楽でしょうが、人間ってそんな単純な動物ではないし。
http://ameblo.jp/specialwarfareunit/entry-11461153580.html
辛い練習もさせるけど、「楽しい」って気持ちも喚起して、ドーパミン(脳内快楽物質)分泌させないと、どっかでブチンてきれちゃうしね。
http://ameblo.jp/nobuaki-kakuda/entry-11461833110.html
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厳しくも
僕のそういう意識を奮い起たせる
愛情に満ちた掛け声や
安心して限界超えに挑む事の出来る
安定した(補助・補佐の)技術が
あるから
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受け取る側の技量もあるんでしょうが、やっぱり指導者側の技術なんだろうなと思います。
どこかで安心と信頼感が無いと、「限界越え」って出来ないと思います。
「なにをチキンラーメンどーんぶりなことをほざいてる!」って言う人がいるだろうなぁ・・・
ま、ワタシはワタシで、地味に地道に自身の「限界越え」をやっていこうと思います。うりゃ~☆彡