連休最後の日ですね、明日から通常お仕事モードの人達が沢山いらっしゃるかと思います。
いろいろあると思いますが、「うりゃー!」で乗り越えましょう。
明日は楽しい月曜日~ヾ(@°▽°@)ノ♪ 嘘・・・ぼそ。。。
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さて、いつも変なタイトルですが、冬に入り始めてるのに「サマースクール」。
受験生は夏期講習会とかに翻訳しちゃうかな。で、ぢぢばばばは「お気楽な時代だったなぁ」と思うかな、たぶん。
で、音大受験を考えていらっしゃる方には複雑な響きがある言葉かと・・・
や、わたしは音大どころか、楽譜も読めない音楽音痴なので、ぜんぜん縁遠い世界なんですが、知り合いが音大受験したので、プロセスは一通り見てまして・・・
音楽大学の受験は通常の筆記試験に合わせて、もちろん入学志望の学科に合わせた楽器の実技試験があるそうです。
で、受験前の夏に、各音大が課題曲の練習を兼ねた合宿を受験生向けにやるそうで、サマースクールって形で実施されてるそうな・・・
受験審査担当の教授が、事前に受験曲の出来具合をチェックするって、通常の受験しか経験したことない人からすると「ずるい感じ」がする世界ですが・・・
とかく、音楽だの、芸術だのの世界では、どうしようも無い気がします。ていうか、実はきわめて親切なシステムなのかも・・・
だって、シロウト耳には上手に聞こえるショパンだって、「その音大の解釈」には合わないことは、どうしてもありますよね。
でまた、自分では「上手」と思い込んでいても、実際は「その音大の受験レベル」にも達してない場合もあるだろうし・・・
だから、受験当日に「もっと練習してきてね」とか、「上手だけど、ちょっと違います」とか言われるよりかは、親切だと思いますよ。
そこで「どう間違ってたんでしょうか?」とか「どこを練習すればいいんでしょうか?」なんて議論しても意味無いから・・・
そんなことを思うと、英単語や漢字を必死に覚える普通の受験の方が、全然楽ですなぁ。まぁ、事前に予備校の試験とか受けて傾向対策はするでしょうが、たぶん音大のサマースクールより安いと思う。
と、いうか、音大受験そのものが、ある程度は覚悟が必要なものなんでしょう・・・
自分が弾きたいショパンじゃなくて、指導を受けたい教授のショパンを弾かないといけないし。
で、小さい頃からレッスンを受けて、高い先生の指導も受けて、受験したい学校のサマースクールも受けて、
それでも受験に落ちる人はいるし・・・
なおかつ、受験に合格して、その音大・美大を卒業したって、、、
その業界でご飯食べて行けるかは分からんから、なんとも凄い世界だなぁと思います。
でも、音大卒業して、今は普通のサラリーマンとかやってる人達、私は凄い大好きなんですよ。
趣味では音楽をやってるんでしょうが、普段の生活では普通に普通に仕事に専念してらして。
なんだか、小さい頃から「戦う」ことに慣れていらっしゃる分、状況を受け入れつつ、自身のベストを尽くす技を身に着けてる感じで好きです。人生って過酷だなぁとは思いますが、自分の好きなことでご飯食べて行けるなんて、ほんとごく少数ですもんね。
覚悟を持って戦ったって、負けることなんて幾らでもあるわけで・・・
それでも、「それはそれ」として現状をどうにかする力は保っていたいなと思います。
ただ、もっと悲惨なのは、実際はサマースクールとかで指導してもらえたのに、それすら知らず受験して・・・
落ちて、無駄に嘆いているケースでしょうか・・・単なる無知なんでしょうけど、実は笑えないですよね、笑えません。。。
これって、たぶん、指導してる先生が悪いとは思うんですよ。
きちんとした先生なら、「サマースクール受けて、判断しなさい」って言うだろうし。でなかったら、「あなたには無理」ってピシッと言うだろうし。。。
ま、少なくとも、音大受験を目指してる人で、指導を受けてない人はいないと思いますが・・・
あ、で、ずいぶん、遠くから話を持ってきましたね。。。
なんか、ボディビルでも多々同じ感じはあるかなと思います。
自分ひとりでいくらやってたって、ある程度のレベルに達してないと、世間の評価は得られない。
それを、実際に大会でチャレンジして実感するか、それともある程度の先生に指導を受けて事前に実感するか・・・
でもねー、実際は、そう簡単にきちんとした先生の指導も受けられないし、迷うところと思うのです。
ただまぁ、毎回、この話で悩むたびに、サマースクールの話を思い出すんです。
もう冬だってのに、ちと嫌だね・・・
たぶん、ビリージョエルはサマースクールなんて関係ない世界でピアノやってたと思いますよ。
そんな、お金も、コネもない方々に、是非に・・・