本音はあまり好きじゃ無いのですが、実を言うと、意外に「教える」の上手いんですよ、アタクシ。
講師とかやると、いつもアンケート結果はスゴイ良いし、家庭教師とかも多々やりましたけど、教えた子達は必ずある程度まで成績上がったので・・・
ただ、やっぱり教えるってこと自体が、ドーモ性に合わないので職業には選びませんでした。
まず、自分があまり「教えてもらう」ってのが好きじゃ無いんですね。
やるって決めたら、自分でサクサクやるホーなので、「教えてもらわないと解らない」って人が実のトコロ、どーも駄目で・・・
で、「教えてもらう」のが好きな人って、「教えて♪、教えて♪」って言う割には、本音はホントは勉強したくない人達だから・・・
怒られそうだなぁ・・・
でも、いませんか?
熱心そうなワリに、いつまで経っても同じ質問バカリしてる人。
いつまで経っても変わらない人。
で、一番相手に喜ばれるのが、複雑な説明をキチンとするより、うまーく「理解したって美しい誤解」を与えた時なのよね。
だから、何かを教えることになったら、一応ひと通りは準備はしますが、、、
相手の顔色を見て、「キチンと説明されることを求めてる人」か、「理解したって美しい誤解が欲しいだけの人」なのか、見当つけてから始めるようにしてます。
ものすごくヒドイことを言ってるのはヨクヨク解るんですが、、、
多くの人って、勉強したいと言いつつ、ホントのとこは学びたいってより、「自分の期待度」が満たされることを望んでるだけで、「理解してない」って不安感から解消されれば、実際は全く理解してなくても、満足するのよね。すごく不思議な生き物です。
ヨクヨク実感したのが、学生の時に家庭教師のアルバイトを多々やった時に・・・
最初は真面目に「勉強の仕方」から教えてたんですよ、一人で勉強できるようにならないと意味が無いから・・・
でも、全然反応が悪くてね。
ってか、家庭教師を付ける必要があるホド成績が悪い子は、根っから勉強が嫌いだから、「勉強の仕方」「考え方のプロセス」とかには全然興味無いのよね、当たり前だけど。
だから、もー面倒臭くなって、勉強してる雰囲気だけ作って、実際はテストに出そうなとこをドンドコ書かせたり、暗記させたりして、成績だけは上がるように作戦を変えました。
ものすごく親にも喜ばれたし、子どもも喜んでたけど・・・
でも、実際は回答に至るまで複雑なプロセスは全く理解してないから、チト毛色が違う問題が出ると全然ダメで、パターンが決まってる学校の定期試験は点数は取れても、入学試験とかはダメだったのよね。
だから、「先生のおかげで成績は上がったけど、残念な結果に」ってのが多々ありました。
まっ、なんとも罪悪感を感じつつ、バイト代が無いと学費が払えないから、割りきってやってたのが正直なトコ。
でまた、教えるってのの難しいトコが、当たり前ですが、相手の理解のプロセスを測りつつやらないといけないってコト。
気力がある時は、相手の頭の中に手を突っ込む感じで、「どこで解らなくなったのか」「どう物事を把握してるのか」理解するようにしてますが・・・
他人の脳味噌をハッキングするって、疲れますよね。
だから、キチンとお金を貰える時か、ホントに教える必要が有る時以外は、真面目に教えるより、「理解したと言う美しい誤解」を与えるのでお茶を濁します。
ホントは教えるって、相手の能力や思考プロセスに合わせて言葉を選ぶか、必要に応じて相手のプロセスをグリグリっと変えてあげるぐらいの気持ちでやらないといけないコトですよね。
でも、実はそこまで望んでる人って、そ~そ~居なくて、「理解したと言う美しい誤解」のホーがウケが良いんですよ。
文章とかも、キチンと筋立てて説明してる物より、「相手が聞きたがってることを並べただけ」の物が、物凄くアンケート結果が良いのを多々経験してるので、使い分けるのが大事だなぁとシミジミ実感しております。
物凄く不誠実なのは分かってるんですが、「嘘はついてないけど、ホントのコトも言ってない」ってのはテクニックとしては重要ですよね。
「耳触りが良い言葉だけ聞きたい」ってのは、ワリカシ多くの方の本音だから。。。
ただまぁ、じゃーワタシが何でもパッと理解できるホド賢いかと言うと、根は物凄くドン臭いホーだから、ダメなのよね。
本質的に頭が悪いんだと思います。
ひと通り説明してもらったら、あとで一人ウンウン言いながら時間を掛けてやっております。
「パッと解る、回転の早い人」からすると、スゴク(#゚Д゚)y-~~イライラするようです。もー、これは仕方ないと諦めてます。
ただ、手間を掛けてウンウンやるのは全く苦にしませんので、いつの間にか意外にど~にかってなっておりまして。
これは思考プロセスとか、理解プロセスの差で、個性だと思ってるのですが・・・
で、ドン臭い分、自分は、相手の理解プロセスがドコで止まってるかは、わりかし察しが良い方ですよ。
そんなで、キチンと説明しなきゃいけない場面では、多少時間が掛かっても、プロセス停止してる部分から仕切り直しをしてますが・・・
時間が無い時や、そ~そ~キッチリ説明する義務が無い時は、「理解したと言う美しい誤解」を提供する程度に留めるか、知っておいて欲しい最低事項だけに留めるか、使い分けてる感じです。
んなで、講師とかをやるとウケは抜群なのですが、なんとも不誠実な自分に嫌になるので、職業としては選ばなかったのよね。
でま、世の中で職業として先生とかインストラクターを選んでる人は、当たり前だけど自分の得意なフィールドを教えていて、、、
で、不得意な人が、どこで理解プロセスが停止してるのか解ってないコトが、多々ありますわな。
これは仕方ないんでしょう・・・
そこでお茶を濁せるか、プロセス停止部分から仕切り直しを掛けられるか、プロセス停止してるトコに更に追い打ちを掛けるか・・・
ワタシは、余裕があれば仕切り直しをするけど、基本はお茶を濁す方です。ズルイです、解ってます。
でも、「追い打ちを掛ける」人もタマにいますよね。「追い打ち」が起爆剤になる時もあるんだけど・・・
でもドーなんだろ。
プロセス停止してるコンピュータを無理やりリブートするか、リモートアクセスして停止してるプロセスだけ再起動するか、猶予を置きながら徐々にシステム全体をシャットダウンさせるか・・・
コンピュータに関しては無理やりリブートより、リモートでプロセス再起動か、リモートシャットダウンが、一番CPUとデータには優しいやり方ですよね。
で、どのプロセスが停止してるかリモートじゃ解らない時は、リモートシャットダウンだよなぁ、やっぱ。
え?コンピュータの話じゃないよって?あ、すいません・・・