http://www.thechinastudy.com/
馬鹿馬鹿しくて読む気も起きないのですが、、、
コーネル大学とオックスフォード大学で教鞭を取ってるコリン・キャンベル博士が、長年に渡って中国・台湾・香港の食生活と、米国の食生活を比較して、米国人の肥満度・心臓病罹患率を下げるには、中国人のような野菜中心の食生活にすべきと提唱されているそう・・・
でまぁ、大概の日本人の方なら「アホか」と思われるかと・・・
中国の方の食生活を否定する気は無いけど、世界でも優秀の寿命と低肥満率を誇る日本が「今更中国ですか・・・」ですからねぇ・・・
や、マク◎ナルド食べて、コ◎ラがぶ飲みするより、低カロリーで食物繊維とミネラルが豊富な野菜中心の食生活の方が、肥満にはもちろん、心臓にも良さそうだし・・・
ただ、それで日本人にも「The China Study」を読めと言われても、「なにゆーとんのじゃ?」かなと思います。
でまた、その反動で最近米国では、「別にベーコンを山ほど食べても太らない、むしろ農業作物を中心にした近代の食生活こそが生活習慣病の原因である」なんて珍妙な説が勢力を持ち始めてて、これもまたヘンテコで・・・
http://ameblo.jp/yokom123/entry-11024983672.html
以前ちょと記事に書いた、パレオダイエット関連の人たちです。って、原始時代にベーコンは無かっただろうと、多々つっこみたい点も満載なのですが・・・
「肉を食べても問題は無い、穀物の方が危険」とか、
何かを善にして、何かを悪にするって、分り易くていいけど、実際は非常に問題のある情報の提供の仕方で・・・
こういうのに騙されるのが好きな人を気にしてても仕方ないんですが・・・
結局は毎日何を食べるかキチンと考えて、要は食べ過ぎない、毎日すこしでイイから運動する、ってのが手間だだけど確実なんだよね。
「脂肪を減らせば痩せる」とか「糖分を減らせば痩せる」ってのは、分り易いけど、根本はすごーくイヂワルで悪意のあるメッセージ展開だと思います。
有名なボディビルダーの山本義徳さんが面白い記事を書いてて、ほーっと思った。そーなの、勉強するって、仕事に必要な最低限の知識である、計算したり、読み書きの習得も大事だけど・・・
http://ameblo.jp/doronjo7/entry-11043346221.html
『なぜ、勉強しなくてはいけないのか?』
妙な物に騙されないって方が、より大切なことかと思います。
ホントはボディビルダーってすごく知的が人が多いのに、ども日本では筋肉HEADと思われがちですよね。
でも、カラダを絵画や彫刻のように鍛えるって、ものすごく知的な作業なんですよ・・・
---

で、ちょと無理があるけど、同じ騙す・騙されるの路線で話を勧めますが・・・
上記の写真はどー見ても知的には見えないですね、ごめんなさい。ワタシは普段はきっちり管理した食事メニューで過ごしてるのですが、タマに菓子パンだの、ピザだの、ヘンナ物を食べます。
気分転換です、ほんと気分転換。
菓子パン一個って、裏の栄養成分表示を確認して欲しいのですが、500kcalだの700kcalだの平気であるから・・・
だから、上記は菓子パン二個、メロンパンが400kcalぐらい、ピザパンは700kcalぐらい。プロテインシェークが200kcalで、一食で1500kcal。ギャハハ♪
ホントは一回200-400kcalぐらいの食事を9回に分けてがワタシの理想なんですが、まぁ週1-2回ぐらいはこんなのを食べます。
ってか、食べるって決めた時はちゃんと食べた方がいいですよ。気にせず食べましょう。その代わり週1-2回におさめるです。
や、「太るのは困るから、甘い物は人工甘味料で間に合わせよう」って思う人、多々居ると思うけど・・・
http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=artificial-sweeteners-confound-the-brain
Artificial Sweeteners Confound the Brain; May Lead to Diet Disaster
またまた英語の資料で申し訳ないですが、人工甘味料で一時的に味覚は満足できても、実際は甘味に応じたカロリーを摂取してないので、脳はもっと糖分を欲しがるって研究が発表されてます。
脳が甘い物を欲しがるってのは、本来は疲労しててカロリーが欲しいから、栄養が欲しいからですよね。それを人工的な甘味料でごまかすと、「もっと欲しくなる」ってな理屈で考えていただいて良いかと・・・
カロリがエンプティな人工甘味料で舌はごまかせても、脳みそは騙せないって話。
上記はダイエットソーダドリンクベースで人体での実験ですが、ネズミを使った実験でも、やっぱり同じ結果が出てます。順番が違って申し訳ないですね、本来は動物、それから人間ですが、それはご勘弁を・・・
A role for sweet taste: calorie predictive relations in energy regulation by rats.
Swithers SE, Davidson TL.
---
We found that reducing the correlation between sweet taste and the caloric content of foods using artificial sweeteners in rats resulted in increased caloric intake, increased body weight, and increased adiposity, as well as diminished caloric compensation and blunted thermic responses to sweet-tasting diets. These results suggest that consumption of products containing artificial sweeteners may lead to increased body weight and obesity by interfering with fundamental homeostatic, physiological processes.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18298259
---
ネズミに人工甘味料を与えたところ、結局カロリーを超えて食べてしまい、肥満し、脂肪も貯めこんだと。で、カロリー消化の機能も異常を起こして、食後も体温上昇が起こらず消費率が落ちるなど、生理学的にも害が発生し、逆に『太る』って結論です。
まぁ、こういう研究論文は、スポンサー会社の製品宣伝で書かれてることも多々あるし、背景を見ながら判断しないとイケナイのですが、、、
ワタシ個人は人工甘味料で誤魔化しながら甘い物を食べるより、普段は節制して、タマにはガッツリ甘い物でも、脂肪コッテリの物でも食べるって方を選びます。
もちろん、お医者さんから、低カロリー甘味料や、低塩調味料を勧められてる方は、お医者さんの指示に従ってくださいよ。
でも、ご自分の判断で低カロリーナントカカントカを使ってる方は、『脳は騙されない』ってことはヨクヨク確認された方が良いと思います。
痩せると思ってやってることが、実は全然逆効果って意外にあるから・・・
人工甘味料で我慢するくらいなら、ちょと普段は我慢して、タマに虎屋の美味しい羊羹を食べる方が良いと思うけど・・・
で、紹介した論文はartificial sweetenerで実験してるので『人口甘味料』ですが、天然のステビアや羅漢果も基本は同じと思います。まぁ、もしかして違う結果を証明する論文があるかも。
低カロリー甘味料で、上記の現象を起こさない物があり、学術的論文もあったら、ぜひ教えてください。
え?で、お前はどーなんだ?

上記が2010年6月のワタシ、体重63kgで体脂肪率33%。

左が2101年12月、体重51kgで体脂肪率15%ぐらいかな。で、右が2011年10月53kgで体脂肪率はほぼ同じ。
だいたい半年かけて10kg体重を落として、体脂肪率も半分にし、その10ヶ月後に体重はちょと増えてますが、全体的に筋肉がついて締まったカラダになってると思ってます・・・
自分はね・・・
まぁ、ですので・・・
結局は毎日こまめに食事に気を配り、できる範囲で運動をし、時間があれば「勉強する」なんだと思います。
「痩せたいから今日はダ◎エットコーク」とか言ってると、後で後悔しますよ・・・