松本電鉄 上高地線の終点駅「新島々」の隣にある「カフェ・プレイエル」にて開催されたピアノ演奏会に参加してきました。
ここにはアンティークピアノのプレイエルとエラールの2台のピアノがあり、県内のみならず東京も含む遠方からも出演者が来られ、アンサンブルなど様々な形式で演奏が披露されました。ただ、店主さんらしく、カジュアルな雰囲気で演奏を、とのことでした。
▲プレイエルとエラールが並ぶ店内
演奏順は当日のくじ引きで決まり、私は、午後の部に出演し、9人のうち6番目の演奏でした。
当日プログラムを見て知ったのですが、私が演奏する予定のブラームス「6つの小品曲」の1番と3番を弾く方がいらっしゃり、私が2番を弾くので1番〜3番まで揃っていました。あと、昨年バイオリンとのアンサンブルをしたカッチーニのアヴェ・マリアのアンサンブルや、グノーのアヴェ・マリアのアンサンブル(主旋律はトロンボーン)という演奏もありました。
なんとなくピアノ教室の発表会のノリで行ったのですが、レベルの高さに度肝を抜かれました。後でお話をして知ったのですが、6つの小品曲の1番と3番を弾かれたのは、教育学部の音楽の先生でした。道理で音が多いのに安定している訳です。
そしてグノーのアヴェ・マリアの主旋律を演奏したのは音大卒で音楽関係の仕事をされている方。
「やべーよこれ」と思っているうちに私の番。。。一週間前に不安で部分練習したところは何とか弾けて、いつも間違えないところで弾き直しをしてしまいました。多分気づいたと思うけど知らんぷり(表情に出ちゃったけど)。
しかし、その後から空気が変わり、ショパンのポロネーズ5番など、「弾いてみた」系の無茶演奏のおいちゃんも出てきました。
背筋が凍ったまま演奏会が終わるかと思ったら、和やかな雰囲気で終わって楽しかったです。
演奏会が終わってしまってちょっと寂しいです。
お次は6月に2週続けて演奏会があります。G線上のアリアの伴奏もやるので、気持ちを切り替えて練習を再開する積もりです。
ここまで、毎朝4時半起きで部分練習をしてきました。ちょっとこれは節目に、ということで、自分へのご褒美にプレステ5のゲームソフト「グランツーリスモ7」とハンドルコントローラを買いました。今晩はゲーム大会です。
ではまた