リニアPCMレコーダー買いました | 不定期更新ブログ

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TASCAMのリニアPCMレコーダー「PortaCapture X6」を買いました流れ星

 

 

 用途はピアノの録音練習用です。今までは、同じくTASCAMのDR-100を10年以上使っていました。まだ使えるといえば使えるのですが、バッテリーが劣化していて、短時間で乾電池のバックアップ電源に切り替わってしまい、うっかりしているとすぐに録音が停止してしまいます。

 

 PortaCapture X6は、基本的に乾電池駆動ですが、USBポートから給電できるため、スマホ用のポータブルバッテリーを電源として使うこともできるようです。

 

 開封の儀を済ませ、ピアノの録音を試してみました。録音と言えば、ゲインの設定などが面倒ですが、Portcapture X6ではデュアルADCシステムのお陰で、録音中にピークオーバーしてしまっても、後からゲインをいじるだけで音割れを低減できるということです。実際に録音してみたところ、ピークオーバーはしなかったのですが、ステレオ感がしっかり出ていて、驚くほど良い音でした。

 

 ちなみに録音状況をヘッドホンでモニタできますが、実際の出音に対してほんの少し(20ミリ秒程度?)遅れてヘッドホンから音が聞こえてきます。DR100では余り気にならなかったのですが、こんなもんなのでしょうか。

 

 また、夜間のピアノ練習ではピアノをサイレントモード(いわゆる電子ピアノのようになる)で使います。Portcapture X6にはライン入力端子が付いているため、ピアノのライン出力を繋いで録音できます。…が、設定が結構面倒で、ライン入力を有効にするまで15分くらいあちこち弄って、ようやく解決しました。マルチトラックレコーディングが売りなので、6トラック(うち2トラック分がミックストラック)のうち、どのトラックにどの入力を割り当てるか、という設定が必要だということが判りました。普通のミキサーやMTRのように外部入力をどの程度重ねるか調整する、という方法ではなくハマりました。

 

 ちなみにマルチトラックで録音できるレコーダーを選んだことには理由があって、楽器録音(ステレオ)+弾き語りのマイク(モノラル)を同時に録音できるということです。

 

 …ということで、ファーストインプレッションのようになってしまいましたが、今後活用していきたいと思います音譜