膝と腰はダンサーの職業病 | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

ある朝突然、こまが「ヒザが痛くて動けない(´;д;`)」と言い出した。

二人で三十分程もなんじゃかんじゃやってたら、唐突に「カクン」とハマった感があり、そこから先はなんの痛みもなく平常運転に戻ったのだが、以前からたまーに同じことがあったし、何よりヒザ痛はダンサーの職業病なので、病院に行くことにした。

それにしても、整形外科はピンキリだ。

昔実家の近くにあった病院は、レントゲンと湿布のイメージしかないし(捻挫で行った事しかないからだろうけど)、カイロや整骨院に行くと、店によって全然違う事を言われるのでイマイチ信頼出来ない。

そんな思いからか、今まで整形外科だけは行きつけが無かったので、取り敢えず、近所の通い易そうな病院に行ってみることにした。

初めて行ったその病院は、リハビリテーション科を併設しており、ビルの中にも関わらず、えらく広くて驚いた。

待合室は、連休明けかと思う程混み合っていたが、複数台のテレビと、無料のドリンクサーバーが置いてあったりして、普段から長時間待たされることが伺える。

大人になって、病院で待たされるのには大分慣れてきたので、大人しく待って診察して貰ったが、面白かったのは、その後リハビリテーション科に回された事だ。

整形外科系の治療は、個人差がかなり大きいため難しく、患者の方で自分にあった代替医療を求めて彷徨う様なことが少なくないが、この病院では、整形外科の方でレントゲンやMRIで物理的、論理的に診断を下し、さらにリハビリテーション科の方で理学療法士がマンツーマンで個人差の方をチェックしてくれるシステムらしい。

なんて理にかなったシステムか(o゚∀゚o)

結局こまのヒザは、半月板損傷、或いはヒザがゆるい為に起こる「ロッキング」という症状で、対処法としては結局筋肉をつけるしかないそうな。

こ存じの通り、こまはここ数ヶ月肋骨のヒビのため養生しており、筋肉がだだ落ちしていただろうし、それでなくても、元来重度の外反母趾や学生時代のバスケ部でヒザを酷使したせいで、どうやら脚の筋肉の使い方が偏っていたらしい。

左右の脚の筋肉量の違いを指摘され、それを鍛える筋トレを数種類、ミッチリ教わって帰ってきた。

家で試してみると、弱い方の脚はあっという間に筋肉痛になるという。これから鍛え甲斐がありそうだ。


今回、「どうせレントゲン撮るだけだから、いいや」と言わずに、きちんと病院に行ったおかげで、原因や問題点が分かって、本当に良かった。

信頼できる、行きつけの病院があるというのは、とても心強い。

(どこも傷めないに越したことはないけども、)僕も早く通ってみたい(o゚∀゚o)