千秋楽の朝。
ちょっとずつ楽屋にあった物を持って帰り、最終日の荷物はなるべく減らしたが、一番かさばるジョギングシューズは残した。
やはり最後に、もう一度皇居を走っておきたい。幸い今日はジョギングにはもってこいの天気だ。
千秋楽というのは、兎角普段通りに行きづらい。
使い終わった小道具や衣装が、本番と並行して片付けられていったり、役者の思い入れが強くなったり、今までやってきた通りの状態で舞台に臨むことが、とても難しい。
でも、この『二都物語』は、どちらかといえばブレづらい方だろうか。
ここまで芝居寄りのミュージカルへの出演は初めてで、今までに無いほど勉強になったし、ちょっと長めの公演期間、ダイエット生活とも合間って、やはり思い入れが強い。
最後の一回、いつも通りの一回ができるといいな(o゚∀゚o)