千秋楽、それと総括 | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

『二都物語』、とうとう幕が閉じました。

テーマの重たさもあり、全体を通してお客さんの入りはイマイチだったみたいだけど、「いい作品だ」と言って下さる方が沢山いました。

重たいテーマを、押し付けがましく描くのではなく、涙あり笑いありの人間ドラマに仕立てたところが、鵜山さんの「売れっ子演出家」たる由縁なんじゃないかと、初めて一緒にお仕事させて頂いた身ながら、勝手に思っているのであります。

自分で演りながら、人間って愚かで拙くて優しくて、一生懸命で残酷で弱くて強くて、全部ひっくるめて人間って可愛いな、愛おしいなと感じておりました。

今のところ再演の話は聞かないけれど、もうちょっと自分が成長した頃に、また出会えたらいいなと素直に思える作品でした。


何度も言うけれども、今回こんなにお芝居寄りのミュージカルは自分的に初めてで、ずっと凄くワクワクしていました。

個人的には、もっと歌を減らして、もっと小さい劇場でじっくり演るくらいが、ちょうど良かったんじゃないかと思う。

ミュージカル全体としても、僕はそのくらいのバランスの方が好きだったりするし。

ドラマとエンターテインメントの融合という点では、まだまだ本場アメリカのミュージカルに全然叶わない。これからもっとたくさん、ドラマ(お芝居)に重点を置いたミュージカルが作られるといいなー(o゚∀゚o)


さて、しばらくは、夫婦ライブの予定も無く、隠遁生活を送る。

体重も体脂肪率も変わらないものの、素晴らしく良い生活スタイルが出来てきたところなので、ダイエットとブログはこのまま続けてみたい。

これからもよろしくお願いします(o゚∀゚o)