
曲が難しいのは大前提として、芝居と音楽が密接に関わっているこの作品、演出家と音楽班全員の連携が不可欠だが、ちょっとやそっとの打ち合わせでは歯がたちそうにない。
ピアノコンダクターの村井君が、四苦八苦してまとめあげようと頑張ってくれている。
稽古場では、朝から晩まで一人で膨大な曲数(譜面的には70曲以上あるんだそうな…)を弾きこなし、管轄外の効果音を入れたり、役者が間違っても自然についてきてくれたり、とにかく優秀な村井君だが、メインのピアノを弾きながら指揮を振り、短いリハーサル期間でバンドメンバーをまとめるのは、やっぱり大変そう。
役者陣に出来ることはなさそうだけど、その分板の上の芸を頑張るから、Pと演出家は無茶ばっかり言うけど(役者もわがまま言うけど)、めげずに頑張って欲しい。