●二度目の新龍アルプス縦走(後編)
2026/2/21(土)…後編
展望所分岐から北上して亀山頂上(標高458ⅿ)に着きました。
此度の山行の最高地点ではあるが樹木に囲まれて展望はゼロ。
(亀山頂上 ①)
亀山の頂上にて自分撮り。
標木の傍に置かれた手製の道標が可愛らしい。
展望が利かない場所での長居は無用ですから速やかに引き返しに掛かる。
(亀山頂上 ②)
展望所分岐を直進して稜線を南下する。
往路を引き返すだけですから不安はありません。
堀切跡を過ぎて下野田ルート分岐を左に見送ります。
稜線からは下界の眺望が利く地点は少ないが僅かながらの展望が得られる地点にて写真を撮っておく。
(稜線からの眺め ①)
急なガラ場を下ってコルに着く。
ここから登りに転じて2つのコブを通過すれば三角点標石に着く。
この標石は山頂のそれ同様に測量の基としての物。
一昨年の夏にこの稜線を兄貴と一緒に歩いた時に大休憩を取った地。
(稜線の三角点標石)
三角点標石から15分進めば眺望が利く場所に出た。
眼下に広がるのはたつの市の中心部です。
中央に横たわるのが電波塔が建つ東山(通称:片山)でその手前に流れるのが揖保川。
(稜線からの眺め ②)
三角点標石から30分で的場山直下に出ました。
この地にてNTT電波塔の管理道路が合流する。
的場山からの下山に何度か利用した管理道路で陽が落ちて暗くなった時の下山時は重宝する道です。
この道を辿って的場山頂に行く事も出来るが私は林の中を通って頂上に向かう。
(管理道路と合流)
整備された丸木階段を5分でクリアすれば的場山頂に着く。
標高は394ⅿでたつの市を代表する山です。
これまでに何度も登頂した山ですから感慨とかはない。
(的場山に登頂)
的場山からの眺めですがご覧の通り。
黄砂で全く遠望は利かず瀬戸内海さえ見えません。
晴れているにもかかわらずこれ程の残念な眺望は経験がない。
行動食を口にしてから鶏籠山に向かって頂上を後にする。
(的場山からの眺め)
目指すのは鶏籠山と的場山の鞍部です。
この地には両見坂と呼ばれる坂道が有り龍野公園に繋がる。
鞍部までの下りは展望岩から下半分が急斜面ある事は承知している。
躓いて転ばない様に慎重に歩を進める。
(両 見 坂)
鞍部から鶏籠山に向かって登り返します。
鶏籠山頂には龍野古城が築かれていましたからその遺構を見る事が出来ます。
此方の尾根道は土塁化された右半分が高くなっています。
尾根沿いに攻め上がる敵をこの地で防ぐ仕組み。
(尾根上の土塁跡)
土塁跡を過ぎた辺りには "堅堀の跡" が遺る。
搦手側の防備を担う縄張りの1つ。
(堅堀の跡)
鶏籠山頂直下の石垣ですがその一部しか遺されていない。
龍野古城が麓(現在の龍野城)に移転した時に石垣も破却されたと思うがその一部であろう。
( 石 垣 )
16:04に鶏籠山頂に着きました。
ここは龍野古城の本丸で広い平坦地となっています。
たつの市の展望は西側に一段下った場所で得られる。
(鶏籠山頂)
本丸の東には二ノ丸跡が有ります。
かなり広い平坦地で "二ノ丸跡" と記された小さな標板が有るのみ。
龍野古城では実戦は行われていない。
豊臣秀吉の播磨平定戦に臨み城主の赤松広英は秀吉へ帰順して合戦は起こらず。
(二ノ丸跡)
二ノ丸跡からは急峻な下りになります。
この急斜面は大手道で寄せ手はこの急坂を登らなければ二ノ丸に取り付けないのだから大変。
その途中に土塁への道標が有ったので寄り道。
写真の様な見事な土塁によって形成された防御線です。
(大手道の土塁跡)
足元に注意しながら大手道を慎重に下る。
下山を終える直前に岡山から来たと言う年配の男女とすれ違ったが "これから古城に登るのですが大丈夫でしょうか? " と尋ねて来たのだが時刻は16:45。
”昨今は陽がだいぶ長くなりましたが暗くなるまでに下山が賢明でしょう!” とありきたりの回答を返すのでした。
16:50に新龍アルプス縦走の終着点の龍野公園に下山しました。
(龍野公園に下山)
取り敢えずは山の中での行動はお終いとなったが愛車を置いている下野田公民館まで戻らねばなりません。
R179を歩いて18:15に全ての行程が終わった。
後は餃子の王所で夕飯を食ってから帰宅して此度の山行は完成となった。
(コースタイム)
登山者駐車場(10:34)~下野田登山口~見張り岩(11:36~39)~稜線分岐(11:47)~展望所分岐(11:58)~展望所(12:05~38)~展望所分岐(12:42)~亀山(12:52~55)~(石塁2への道で迷う)~展望所分岐(13:21)~稜線分岐(13:25)~下り点(13:37)~三角点(14:06)~管理道路合流点(14:38)~的場山(14:43~15:01)~展望所(15:22)~両見坂(15:47)~鶏籠山(16:04~18)~二ノ丸跡(16:24~25)~土塁跡(16:32)~龍野城(16:50)~登山者駐車場(18:15)
●二度目の新龍アルプスの縦走(前編)
2/21~23の三連休は温暖な日が続くとの予報だったので山行を計画。
候補地としては岡山県の何処かの山に行きたかったが仕事が繁忙期で連日の激務で疲労が蓄積されており遠出が辛いので近場の山を歩く事に変更。
最終的には "新龍アルプス縦走" と決定しました。
旧揖保郡新宮町と旧龍野市に跨って連なる標高300~400m級の山塊です。
ここならば自宅から10分のアクセスですし手軽な山域でしょう。
一昨年の5月に兄貴と一緒に歩いたからコースタイムもほぼ承知済み。
それでは行ってみましょう。
2026/2/21(土)…前編
10:20に自宅を出て越部コミニュティセンターに駐車して歩き始める。
最初に目指すのは標高418ⅿの亀山(きのやま)ですがこの山の頂上に有るのが "城山城跡" です。
中世の豪族だった赤松氏によって築かれた山城で古城の遺構が遺されており歴史的価値が高く登山道も整備されている。
亀山へのルートとしては東側の馬立コース&下野田コースが有りますが後者は未だ歩いた事がないので此度はそれを選択した。
一昨年に登った時は前者を辿ったから新たな道を歩きたいのは当然ですな。
農道を歩いて栗栖川に架かる橋を渡れば下野田コース登山口に到着です。
(新龍アルプス)
水田の畦道を歩いて栗栖川の堤防に向かうが獣除けの防柵に阻まれて少し遠回りを強いられる事になった。
堤防の上は舗装路で左側に流れるのが栗栖川です。
(栗 栖 川)
栗栖川に架かる "下野田橋" に着きました。
城山城と記された赤い幟が設置されております。
たつの市では赤松氏の古城巡りと称して城山城跡をイチオシしておりそれに伴う宣伝を担うもの。
(下野田橋)
下野田橋を渡れば下野田コース登山口に到着です。
私にとっては初めてのルートになります。
登山届をポストに投入してから設置された登山案内板を確認する。
(下野田コース登山口)
登山口からは左の道を林に向かって進む。
奥には獣除けゲートが見えますからこれを潜って前身です。
昨今はどこの山でもこの類のゲートが見られる。
鹿とか猪による農作物の被害がかなり深刻なのだろうな。
(獣除けゲート)
ゲートを過ぎれば嫋やかな林道となって砂防ダムを通過。
快調に進み木橋で沢の対岸に移ります。
(木橋で対岸へ)
木橋から15分も登れば右側の斜面に何やら階段状の石段を発見。
これは城山城の遺構ではないかと思えたが真相は不明です。
(階段状の遺構)
ルートは明瞭でしっかりと踏まれており快適な登高。
やがて虎ロープが張られた地点に着くがここは左折です。
この先は谷筋に沿っての小刻みなジグザグの登高になります。
(左折地点)
虎ロープの左折地点から約10分で辿り着いたのが "見張り岩" と言う東側が開けた地。
この地は展望が利くので見張りの兵を駐留させるには最適。
ここで小休憩を取って展望を楽しむ。
(見張り岩)
まだまだ涸れ沢に沿っての急登が続きますが見張り岩~稜線までの比高差は60ⅿ程だから大したことない。
恐らく10分弱のアルバイトで稜線に出るであろう。
まだまだ余裕綽々の私でした。 (笑)
(稜線直下の急斜面)
快調に高度を上げて11:47に稜線に上がりました。
ここからは亀山に向けて右折(北上)する事になる。
城山城跡の核心部に入って行くのです。
(稜線に上がる)
暫く進めば城山城跡の堀切に差し掛かる。
長年の風化によってその窪みは僅かで築城当時の規模は想像の世界だ。
とにかく城山城の縄張りの一部を見る事が出来た。
( 堀 切 )
稜線の西側には樹木が生い茂る削平地が見られる。
恐らく小規模の曲輪であったものと思えます。
そのまま道なりに進めば展望所分岐に出ました。
ここを右折すればその突き当りにたつの市北部を一望できる展望所に至る事は前回の訪問時に確認済みですから迷う事なく其方へ。
(展望所分岐)
数分の歩きで展望所に着きました。
此方は南側の眺めでこれから目指す的場山への稜線が望める。
全体的に空気が澄んでおらず瀬戸内海さえ見えない。 (涙
これはやはり黄砂の影響でしょうか?
(展望所からの眺め ①)
此方は西側方面の眺めでたつの市北部地域です。。
中央には揖保川が流れてJR姫新線の線路が延びます。
田園地帯と住宅地が混在する長閑な地域で私の自宅もこの中に有る。
(展望所からの眺め ②)
此方は展望所から見た北東方向。
姫路市北部(夢前町)の山々が見えるがクリアではない。
遠く三角錐の山容の山が見えていますがどうやら明神山らしい。
拡大クリックしてみて下さい。
(展望所からの眺め ③)
展望所にてお昼の大休憩を取る。
此度の山行で持参したのが此方の "たい焼き" です。
前日に近所のドラッグストアで購入した物で疲れた身体には甘い物がベストマッチ! (笑)
(たい焼き)
展望所から50ⅿ程の距離を隔てて幾つかの礎石が見られる。
建物の基礎部を担ったものでかなりの規模の建造物がこの地に存在していた事が垣間見られる。
設置された解説板には古代山城に付随する倉庫が建っていた様だと記される。
(建造物礎石群)
展望所分岐に戻ってここからは稜線に沿って北上です。
目指すは新龍アルプスの最高所である亀山(標高458ⅿ)だ。
(後編に続く)
●LCCを利用して石垣島へ(4日目…Part4 & 最終日)
2026/2/15(日)…Part4
平久保崎から往路を南下します。
車は17時までに返却せねばならないから残された時間は1時間半。
最後の目的地は "野底マーペ(標高282ⅿ)" と最初から決めていたのだ。
但し時間の時間の関係で此度は最短ルートでの登頂とした。
本来ならば西麓登山口から入山して自力での登頂が望ましいのだが私は以前にこれを行っているから此度は未だ歩いた事がない最短ルートを辿る事にしたのだ。
登山口は野底林道に面した標高200ⅿ付近(8合目)に有るのだが県道39号線沿いの林道に有る林道の入口を見付けるのに手間取った。
登山口には駐車場が有って多くの車が見られた。
(登山口駐車場)
サブザックにカメラと飲み物だけを入れて出発です。
看板が設置されたここが短縮コース登山口です。
頂上との標高差は僅か82ⅿにしかすぎません。
従って予想されるコースタイムは20分弱かな?
(短縮コース登山口)
15:00から登高を開始するが序盤は傾斜も緩く快調な滑り出し。
南の島特有の樹木の間を縫う様に登山道が続く。
ルートを示す虎ロープも張られており迷う事はない。
(序盤の登山道)
やがて前方に大きな岩が現れるが道標板に従ってここを右折。
暫くは水平な道ですがやがて急斜面となり一気に高度を上げて行く。
(右折地点)
苦しい急登が続くが高度計を覗けば着実に数値が上がっています。
登山道の両側には固定ザイルが掛かっており登下山の助けになる。
道幅は狭くてすれ違い時は窮屈に感じます。
(固定ザイルの急登)
に頂上に到着となり三角点標石にタッチ。
予想通りの軽登山でした。
それでは頂上からの眺めを堪能してみよう。
(野底マーペ三角点)
まずは頂上にて登頂写真を撮影しておく。
私のバックは伊原間湾から平久保崎への海岸線。
当に絶好の展望台と言えそうだな。
(野底マーペに登頂)
此方は野底崎方面の海岸線の眺め。
(野底マーペからの眺め ①)
(野底マーペからの眺め ②)
此方は井土名~米原~川平湾へと続く海岸線の眺め。
石垣島西部の輪郭が良く見える。
(野底マーペからの眺め ③)
(野底マーペからの眺め ④)
(野底マーペからの眺め ⑤)
(野底マーペからの眺め ⑥)
往路を慎重に下って下山を終えました。
後はR390に戻り一気にやいまレンタカーに向かうのみ。
途中で寄り道して油を売っている様な余裕はないぞ!
(下山完了)
最後の満タン給油を終えて16:45に返却手続きを完了。
定休日であるにもかかわらずオーナーは私だけの為に対応下さった。
親切な業者に当たって良かったです。
R390のかねひで前バス停まで徒歩で移動して空港行きのバスに乗車。
17:45に空港入りしてホッとした。
荷物の重量調整を行ってから保安検査場を通過。
待合室から空港の外を眺めつつ搭乗のアナウンスを待つ。
(新石垣空港 ①)
搭乗口にて自分撮り。
間もなく石垣島ともお別れです。
MM472 便は定刻通りに離陸して関西空港に21:10に到着。
(新石垣空港 ②)
この時間からは本日中の帰宅は不可だから何処かに泊まらねばならない。
南海電鉄→阪神電車を乗り継いで三ノ宮まで進出して快活クラブ三ノ宮駅前店で投宿となった。
シャワーを浴びてから速やかに身体を横たえて目を瞑る。
2026/2/16(月)
快活クラブを06:40にチェックアウトして阪神電車元町駅へ。
06:55発の姫路行直通特急に乗って西進して山陽姫路駅、JR姫路駅でそれぞれ乗り換えて帰宅しました。

















































