楽しい家庭学習 母勉インストラクター
キタムラ ヨウコです。
わかっちゃいるけどやめられない、子育てネガティブ言葉。
「ダメ」
「早く」
「ちゃんとして」
「ちょっと待って」
「後でね」
今回は、
「ちょっと待って」と「後でね」。
以前の「ダメ」はこちら
「早く」はこちら
お皿を洗っているときに、「お母さん、本読んで~」。
仕事から帰ってきて速攻で夜ごはんの準備に取りかかろうとした矢先に、「お母さん、トランプしたい」。
まさに今パスタがゆであがる瞬間に、「ちょっと、これ見て~!」。
確かに、一日に何度も「ちょっと待って」と「後でね」という言葉を使う場面がありますね。
では、子どもが「ちょっと待って」くれたと仮定して、実際問題それに対応出来る時間があるか?というと・・・。
そうなんです。
やってあげたい気持ちはあっても、実質的にそれに応える時間はなかなかない。
自分にできないことが分かっているのであれば、子どもも自分も納得できる、声かけの工夫をしてみるのはどうでしょうか。
ああ、出来ないんだけど言っちゃったなあ、という気持ちにならないのでおすすめです。
その工夫とは、「質問」
「お母さん、今何していると思う?」
「お母さん、今あなたのお願いを聞いてあげれるかな?」
「今あなたのお願いを聞いてあげたら、この後どうなると思う?」と聞いてみるのです。
夕飯の仕度時に、お子さんが今は出来ない注文をしてきます。
母「お母さん、今何している?」
子「ご飯作っている」
母「ご飯作るのやめて、あなたのお願いを聞いたらどうなるかな?」
子「ご飯作れない」
母「ご飯作るのやめたら、どうなるかな?」
子「寝るのが遅くなる」
母「お母さん、今どうしたほうがいいと思う?」
母「じゃあお母さんがご飯作るのやめて、今すぐあなたのお願い聞いたらどうなるかな?」
このように聞いてみます。
ポイントは、
・怒っている口調で言わないこと
・最終的な答えは、必ずお子さん自身が出すこと
・お母さんの答えを1回の質問で引き出すのではなく、4~5回質問して最終的な答を出させること
この質問は、「今すぐにこれをやりたい」というお子さんの視点を、少し先に(数時間後に)向けていくのが目的です。
子供は感情の生き物です。そして、常に誰か(主にお母さん)に見ていてほしいと思い、それをそのまま伝えています。
「今すぐにあれをしてほしい」という衝動的な感情が、繰り返される質問に答えてるうちに、感情 → 頭で考える思考に、変わっていくのです。
頭で考えるという行為は、未来(少し先に)視点を置くこと。
感情は、今現在に視点があること。
この時間軸の違いです。
これは訓練で身に付く技術。
賢く育つとは、「これやったらどうなるかな?」「多分こうなるよね」と論理的に考えられることです。
「少し先(未来)に視点を置ける子供」になるように、質問 × 5回をやってみてください。
これを繰り返すうちに、
「お母さんはお皿洗っているから、今言わない方がいいな」と考えられるようになります。
そして、
「お母さんは今お皿洗っていて忙しいから、それが終わったら、トランプをやってくれる?」と言えるようになります。
そのときは、「ちゃんと頭で考えたんだな」と成長を認め、「じゃあ一回だけ、やろう!」と応えてあげてくださいね。
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