リスニングとスピーキングで挫折しそうになっている、そこのアナタ
「文法に比べ、具体的な勉強方法もよくわからないし、コレ、やる意味ある??」
そうそう!そこなんです!
なぜ日本人が文法ばかりフォーカスしてしまうのか。
その理由は主に以下の二つだと私は考えます。
1.教わる側の理由
勉強方法が明確で、すぐに結果が出やすい
2.教える側の理由
十分な工夫と準備をしなくても授業ができる
文法はテスト前にちょこちょこっと勉強すれば、短期間でスコアアップ
文法ばかりって、双方にとってなんと便利なごまかしなんでしょう。
一方、リスニングやスピーキングは、やれどもやれども上達する気配すらない
「もう一生、ナチュラルスピードの英語を聞ける日なんて来ないんだ!」
とあきらめてしまう…
私もその中の一人でした。
三歩進んで二歩下がり、「才能ないんだ…」と思った自分の留学時代。
有り金はたいて、安定した仕事もやめて、はるばるシドニーまでやってきたのに。
まさかの進歩無し??
焦りました…
でも、そこでめげなかった。
ケチな私は、元手は必ず回収してやる!!とばかりに、熱心にFMを聴いたり、テレビを活用したり地味~な努力をひたすら続けていました。
すると…
なんと、ある日朝起きたら(?!)突然「聞けて話せる」ようになっていたのです。
「今あの人がなんて言っているか100%分かった!そして私の英語聞き返されなかった!」
という喜びの瞬間がついに私にも
ここからがその喜びのエピソードです↓
~リスニング編~
友人たちと当時ハマっていたビーズアクセサリー作り
勉強そっちのけで、夜遅くまで作ったなぁ~。
ついには、たまりにたまったその作品をみんなでフリーマーケットで売ろう!ということに。
ところが、出店するには主催者に電話をし、複雑な音声案内に従って登録をすませないといけないことが判明。
ここで問題が…
「誰が電話すんの??」
シーン…
じゃんけんに負けて、ビンボーくじを引き当てた私。
絶対に音声ガイダンス、聞き取れないだろうな…と。
ところが!
わかるんです。何を言っているか。すべて!
「聞けた!!」 驚きました
(結局、日程があわず、違うマーケットに出店しましたが…)
タスマニアのフリーマーケットにて
今でも大切に持っています
留学時代に作ったビーズアクセサリー
シドニーで購入したデザインボードは嫁入り道具
~スピーキング編~
オーストラリアのルームメイトが海外旅行中、家には私一人。
そんなときに限って、天井の火災報知器から何やらヘンな音が…
1分おきに「ピッピッ」と耳障りな電子音。
気になりだすと眠れなくなり、思い切って消防緊急ダイヤルに電話。
私:
「火災報知器が一分ごとにピッピッと鳴ってしまうんです。ルームメートは旅行中で連絡が取れなくて」
消防:
「きっと報知器の電池切れです。カバーをとって電池をはずし、新しいものに明日取り替えてください」
伝わったんです。一度も聞き返されずに!
「朝起きたら、突然…」はさすがに誇張ですが、でもリスニングとスピーキングの臨界点は、徐々にではなくて、ある日突然にやってきます。
これは、英語学習成功者の「あるある」と言ってもいいくらいだと思います。
「聞けた!」
「伝わった!」
この2つの達成感こそが、まさに英語学習の醍醐味
高い教材を買わなくとも、手軽にできることでいいんです。
自分の学習方法を信じて、地道に努力し、諦めないでください。
リスニングとスピーキングに近道はありません。
(あるとすれば、やはり、英語しか聞こえてこない場所で生活するということくらい)
時間はかかりますが、あなたにも「その日」は必ずやってきます
発音練習はコレ!
お気に入りの映画を英語で見るのもおススメ!
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”
(ブロッコリー泥棒、あらわる!)