読書所感 vol.5 「七つの証言 刑事・鳴沢了外伝」 堂場瞬一さん | なんてこたぁない、ただの磯釣りの戯言

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そうだ、磯釣りをやってみようと思い立ち、
神奈川・三浦半島の地磯で、日々勉強中でございます。
ターゲットはもちろんグレ。

それから気に入った本の所感もつづっております。

まぁ雑記帳ということで。

おっ、久々の鳴沢了シリーズです。
彼を取り巻く7人の視点で描かれた短編とな。

七つの証言 - 刑事・鳴沢了外伝 (中公文庫)/堂場 瞬一
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「雪虫」から「久遠」までは鳴沢視点だったのが、
他人視点だと、こうも無口で愛想なくシリアスな人間に見えるのかと。
完全にケンシロウです!
おそらく作者の想定もケンシロウです!

ともかく本作。

第一話から高城賢吾の登場です。
高城シリーズでは噂の人物として何度か鳴沢の名前が出てくるが、
今回は直にご対面。どんなカラミになるのか、
しかしなんとまぁ、高城のダメダメぶり。
ちょっともったいないな、短編では。
楡周平の朝倉恭介と川瀬雅彦の直接対決には及ばないだろうが、
もう少しもったいつけてもよかったのに。

しかし楡周平の「Cの福音」シリーズは秀逸だ。
人物描写、プロット、社会性、非情残忍さ、仁義。パーフェクトだ!
特に最終巻「朝倉恭介」のクライマックスは痺れる。

滅亡のラストに向けてひた走る朝倉と川瀬・・・

朝倉恭介 (角川文庫)/楡 周平
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話それすぎました。

でも楡周平氏に比べてしまうとナ。

よいところと言えば、
サブキャラが立っているところか。
元刑事の住職・今くん、元刑事の探偵・小野寺冴、義理の息子・勇樹。
作家の長瀬くんは本作では「雪虫」を執筆中というギミックもあり。
ただ今回登場しなかった、奥さんの優美(NY在住弁護士)とその兄で旧友の七海(NY市警)。
次回登場か? いや次回作あるのか?