先日、息子のクラスメイトファミリーにご招待を受けてお家に遊びに行きました。


息子の通う学校はインターナショナルスクールなだけあって色んな国から生徒が集まっています。


そのファミリーはお父さんがフランス人で、お母さんがモンゴル人という家庭。


2人は日本が大好きで、フランスの大学の日本語学科で出会いました。当然日本語も話せるので仲良くなりました。


お父さんはルルドの出身。

ルルドといえば数年前に「ルルドの泉で」という映画を観ました。


ルルドは聖母マリアのヴィジョンがあらわれ、そこから癒しの奇跡が起こることで有名なところです。



フランスにはこれらの奇跡に関する伝承がある場所が沢山あり、かなり興味深いです。


中世ヨーロッパでは神や精霊などとの繋がりが強く、それらの導きを受けた人々が沢山いました。


ルルド出身のお父さんの名前は「ガブリエル」。

大天使の名前です。


ルルドはピレネー山脈の麓の街だそうで、ピレネー山脈と言えば有名なのが「サンチャゴカミナール」と呼ばれるサンチャゴの巡礼の道です。(日本でいうお遍路さん)


このようにキリスト教の色濃い土地に生まれた彼なのですが、モンゴル人の奥さんと結婚しました。



そして男男女と3人子供を産んだのですが、上の2人の男の子はモンゴルで生まれ、一番下の女の子はタイで生まれたそうです。


なんか私にとって色々カルチャーショックでした。


フランスで産みたいとか洗礼受けさせたいとか、キリスト教の人ってなんか色々こだわりありそうなのにないの?と聞くと「ない」とひとことw


そして今はチェンマイで幼稚園から一緒なので8年め。


私も夫もチェンマイの人ではないけれどチェンマイに住んでいます。私の夫はバンコクの人なので「なんでチェンマイ?」と問われて「導きです」と答えると、「僕らもまさに導きです」と返ってきました。


彼らの場合は沢山の人から勧められて、チェンマイにやってきたら気に入ってそのまま定住したそうです。


私の場合はヨガとの相性がとても大きいです。

この土地に皆さんをお呼びしたいと思えるスピリチュアルなエネルギーの高い素晴らしい土地だからです。


生まれ育ったとか何かの理由がなくこの土地に集まった人が住む街、それがチェンマイです。


本当に魅力的な土地なんだなと再認識しました。





最後まで読んで下さってありがとうございました。


愛と光を込めて


長谷川陽子