おはようございます^ ^


今日は朝から子供たちのユニフォームのボタンつけ。


グリーンスクールであるPanyadenに通う息子たちのユニフォームはとてもシンプルでスモックみたいなスタイルです。


「ボタンが取れたから直してー」と次男に渡されたのですが、何をどうすれば全部のボタンが一気に取れるんだろう?



このユニフォームは長男から次男に引き継がれたもの。


脇下や裾が裂けたりほつれたりしたのを直して直して、長男・次男合わせて6年着ています。


ボロボロだからって新しいのも買いましたが、サイズ的に着れてしまうし、長年着て馴染んでいるから愛着があるらしく現役活躍中です。



ボタンはココナツシェルのボタンなのですが、まさかのスペアは学校に売ってません。


これが何年経っても不思議です。

Panyadenの謎です。


ココナツシェルを加工した物って、なんとなく海辺で売られてるイメージはありますが、海なし県のチェンマイで一体どこに買いに行けばいいのか見当つかず。


なんで学校で売ってないのw


学校のオフィスやユニフォームを売ってるショップで聞いてみても、どこに売ってるか分からないと言われて、またまたそんなバカなーw


痒いところに手が届くサービスをする日本人からしたら、これは不可思議なことですが、海外だからそんなもんなんでしょう。



最終的に、息子のクラスメイトのママ友の情報を頼りに、ワロロット市場で(食品・衣服・雑貨などなんでもあるタイ北部最大の市場)見つけることができました。


布問屋街の中にある手芸品を取り扱う雑貨屋さんに売ってました。大量に買ってストックしていましたが、6年間で驚くほど消費しました。


もうすぐPanyaden卒業なので使いきれてよかったです。



8月からは兄弟二人とも別のインター校に転校するわけですが、他のインター校はもっとネクタイとかしてたりしてピシッとしてるイメージです。

少なくとも街を歩く他のインター校の子たちの中には、こんなボロボロで色がつきまくってるユニフォームを着ている子供は見たことがありません。


Panyadenのレビューで西洋人の人が「ユニフォームを汚して帰ってくるのがたえられない。みすぼらしい」と書いている人がいました。


私も長男がPanyadenに入ったばかりの頃は着色されたユニフォームで帰ってきた長男を見てショックを受けましたが、Panyadenではユニフォームを汚してはいけないという概念があまりないようで、気にならなくなりました。


子供達は森の中を走り回ったり、砂だらけになったり泥だらけになったり水浸しになったりするし、アートワークも沢山するのが日常なので、わざわざ汚れてもいい格好に着替えないのがPanyadenです。


まだ次男がPanyadenの幼稚部の頃に、ユニフォームを着た次男が水を張った巨大なタライの中で水遊びをしている写真が学校から送られてきました。


大人になると「汚れたくない」「面倒くさい」という気持ちが働いて様々な行動ができなくなったりしますが、子供の時にこういう経験をしておくと将来もっと自由な発想が持てるようになるんだろうなと思いました。


ここで気をつけたいことは、自由とだらしなさが表裏一体であることかなと思います。


兎にも角にも、子供達がPanyadenで幼少期を過ごせたことはとても幸せなことでした。



Panyadenでの生活も残すところあとわずか。


このユニフォームも見納め。


きっと今日が最後のボタンつけです。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて


長谷川陽子