今回はチェンマイにある和風温泉宿のご紹介です。
私はチェンマイ在住なので、なかなかチェンマイ市内で泊まることはありませんが、温泉につかって温泉宿風情を堪能してみたくて泊まってみました。
日本人の皆様がチェンマイの宿選びの参考になるように率直な意見を書いてみたいと思います。
泊まったのが「ハイキンリョカン」。
漢字では「灰欣旅館」と書きます。
この宿はサタデーマーケットの道沿いにあり,観光の拠点としてはかなり便利な立地です。
見た目も名前もあまり和を感じないので、韓国か中国の宿なのかと思っていましたが、どうやらタイ人オーナーの和風旅館のようです。
中は旅館というよりゲストハウスの趣です。
アゴダやbooking.comなどの写真は全て綺麗に取られていますが、実際はもっと老朽化しています。
部屋は一番スタンダードな部屋を選びましたが、他の人のレビュー通りに窓がありませんでした。
7.8畳(13平方メートル)の部屋には、クイーンサイズのベッド、旅館風座椅子2脚、机、冷蔵庫が置かれています。
バスルームには木造りのバスタブとトイレがあって清潔感があるのは良かったです。
(私たちは大浴場に行ったので部屋風呂は使っていません)
全体的に設備も良くて有りなのですが、窓が無いだけで閉塞感は免れませんでした。
部屋に帰ってくるたびに空気がこもっている感覚もあるので、冷房と空調をつけ続ける必要がありました。
冷房の風がベッドを直撃するので、夜中に温度を調節したり風の向きを変えたりしなければならず寝付けませんでした。
館内を探検しているときに他の部屋を見たのですが窓付きの広い部屋もあったので、もし滞在するならそちらの方がおすすめです。
肝心の温泉について!
温度はちょうど良い熱さでうれしかったです^ ^
お湯はバスクリンみたいな色していました。
温泉なのかどうかはわからず。
(温泉表示あったのかもしれないけれどタイ語で見つけられず)
広さは東京下町の一般的な銭湯の広さです。
因みに温泉は18時オープンします。
温泉目的だったので、もう少し早いとありがたいと思いました。
その日はちょうど日曜日だったので、私たちはチェックイン後にサンデーマーケットに行きました。
夕飯を食べて19時過ぎに帰ってきて大浴場に直行。
無人だったのでゆっくり堪能できました。
小学生の息子たちが東京の銭湯に行った時に、女湯に入れなかったのでここで一緒に入れたのが嬉しかったです。(無人だったからなんの心配もなく入れました)
朝ごはんはお弁当風でした。鯖とご飯。
本当に正直に言いますが、
日本人にとって味は微妙だと思うので
ここに泊まるなら朝ごはん抜きにして
他に食べに行った方が良いです。
(近所にお洒落カフェ多数あります)
ということで、まとめです。
《良いところ》
・旧市街から近いから観光に便利
・サタデーマーケットの道沿い
・大浴場がある
・和の感覚が味わえる
・朝食に日本米が食べられる
《残念なところ》
・スタンダードルームは窓がなくて閉塞感
・寛ぐ場所が見つけにくい
・大浴場は18時以降
・サウナはほぼ使えない
・全体的に老朽化が否めない
更に個人的な意見として追加したいのが
土足だけれど貸し出されるスリッパが不衛生に見えて、更に床のカーペットも不衛生に見えて、清潔好きな人には少しキツいかと思います。
旅行者の方は「大浴場で湯船に浸かりたい」と言う目的のためにはありです!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回は檜ホテルについてご紹介したいと思います。