朝の忙しい時間に子供同士のもめ事が勃発しました。

 

次男は長男にいじめられたといい、

長男はいじめていないと言う。

 

その一つの出来事によって

朝のルーティーンが進みません。

 

これが大人なら感情の処理が出来ていなくても

仕事をこなします。

 

けれど子供はそうもいきません。

 

大人も困ると感情的になります。

 

そこで今朝の朝ごはんの時間は

幸せについて子供たちに話しました。

 

まず紙に4つの丸を描いてみせました。

 

一つ一つに名前を書いて見せました。

 

 

この丸は自分。

 

そしてこの丸のもう一つの意味は、この丸は自分の幸せ。

 

この丸が穏やかだと幸せの中にいられる。

まず大切なことは自分の幸せは自分で守るってこと。

 

例えばちさとがたいごにいじめられた。

お父さんがたいごを怒った。

お父さんも悲しいし、たいごも悲しい。

それがちさとを幸せにする?

 

しないよね?

幸せは別のところにあるの。

 

誰かにひどいことされて

その子に悪いことが起きても誰も幸せにはなれない。

 

それはなぜか?

 

怒りや悲しみが広がるから。

 

怒りや悲しみの原因は大抵、誰かほかの人からもたらされる。

 

 

 

みんな自分の幸せを大切にしているけれど、

それが侵害されたと思うと怒ったり悲しんだりして

幸せじゃなくなるの。

 

ちさと(次男)はたいご(長男)にイジメられたから悲しい。

 

たいごにイジメられなければ幸せでいられる。

 

たいごがイジメてくるとちさとの幸せはすぐになくなっちゃう。

 

たいごがイジめるのをやめない限りちさとの幸せはないことになっちゃう。

 

けれど人のために幸せじゃなくなっちゃうなんて、そんなのおかしいよね。

 

だから相手のことは見ずに自分の幸せだけ見るの。

 

「あれやられた」「これやられた」「ひどい」「くやしい」

こう思ってると幸せが見えなくなって、

今日一日が最悪な気持ちではじまっちゃうよ。

 

そんなの最悪だよね。

 

そんなことよりも自分が幸せでいたほうが絶対いいよね。

 

相手のせいで最悪になっちゃだめだよね。

 

だから悔しかったらそれよりもっともっと幸せになってやる!って思えばいい。

 

たいごのことはたいごのこと。

 

それは大人も見えてるから。

 

ちゃんとわかってるから、ちさとは自分の幸せを守る。

 

わかったね?

(大きくうなずくちさと^^)

 

そして、はい、たいごくん。

 

君はとってもフレンドリーで人との距離が近いのはいいこと。

いつも楽しいこと探して触手を伸ばしているよね。

だからお友達もいっぱいいるし、それはいいこと。

けれど

パーソナルスペースに入る時は平和に入ることを気をつける。

誰だって自分の平和が大切。

 

準備していないのに突然入ってくると

相手は驚くから怒ったり悲しんだりするよ。

自分も幸せじゃなくなっちゃうよ。

なので許可をもらいましょう。

 

ところでお父さんやお母さんも怒るときがあるね。

お父さんやお母さんが怒る時ってどんな時?

 

朝、子供たちが何回起こしても起きなかったり

学校の準備をしていなかったり

弟に強くぶつかって泣かせたりした時だよね。

 

朝って時間がないよね。

その時間がない中で子供たちが喧嘩してる、

時間通りに物事が進行しない、

学校に遅れる、ご飯も食べさせられない

 

こういう色んなことが重なると、怒り始めるよ。

 

お父さんが怒るときもあれば、お母さんが怒る時もあるけれど、

その理由はいつも同じこと。

 

何回も言われてるから知ってるよね。

 

人間はすぐに出来ないのも知ってる。

 

だから何回も言うけれど、少しづつ出来るようにしていこう。

 

家の中で出来ると、外でも出来るようになるから

どんどん幸せが上手になって、いつも楽しく生きられるようになるよ。

 

そしてもう一つ知っててほしいのは

お父さんとお母さんの幸せはあなたたちの幸せだということ。

いつも幸せでいようね。

 

はい!だから朝からみんな幸せでいましょう!

 

今日が素敵な一日になるように自分の幸せを大事にしましょう。

 

こんな話で兄弟げんかをおさめてみました。

 

文章にすると長いけれど、言葉にするとあっという間です。

 

子供にもちゃんと理解できていました。

 

自分の幸せにコミットして生きていきましょうね。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

愛と光を込めて

 

長谷川陽子