最近、私の魔法学校ではタイ語ブームが来ております。


今まではタイ人の夫が添乗員として随行してくれていたのですが、今回は息子の学校があったために私が拙いタイ語を駆使して頑張ることになりました。


チェンマイとパイは西洋人も沢山移住しているエリアなので、英語でほとんど事足りるのですが、


英語が話せない人も普通にいるし、英語を話せる現地の人でもタイ語で話した方が心象いいって言うのもあります。


ということで今回はみんなが自然にタイ語を話す機会に恵まれる旅となりました。


タイ語の難しいところは発音にあります。


日本にはない音が沢山あるので、みんなで何度も何度も発音を繰り返していました。


例えば塩。


塩が通じない。


塩はクルーアなのですが、これが全然通じません。

(だから塩が頼めませんw)



クルーアは「ルー」のところが難しくて、ルーを発音するときに口をウの方じゃなくてイの口にする感じです。


何回も何回も練習してたら、とうとう塩が無事注文出来るようになりました^_^


とにかくみんな覚えた言葉を何度も何度も反復練習していて、今までの魔法学校ではなかなか見られない光景が今回は繰り広げられたのでした。


言葉を覚えると次に繋がるからそれもまた楽しいですね。


その後、塩にまつわるちょっとした出来事がありました。


魔法学校が終わってから、延泊していた生徒さんのMちゃんが帰る日に、Mちゃんと私のレック(夫)と私と3人で空港におりました。



フレンチフライを食べようとしている時にレックが「ケチャップいる?」と聞いてくれたので私はいらないと言いました。


するとMちゃんが突然「クルーア」と塩の練習を始めました。


今回、一番練習したのがクルーアだったので、Mちゃんは練習したいんだなと私は察しましたが、私も正解がわからないw


それで日本人二人してレックの目を見て


「クルーア」「クルーア」と(これあってる??)という思いを込めて連呼していましたら


レックはおもむろに立ち上がり、塩を持って帰ってきてくれました。


そりゃそうなるわなー!!


これが日本だったとして、外人が「しお、、、しお?、、、しお?」ってずっと言ってたら「塩が欲しいのかな?」ってそりゃなりますわ。


次回は魔法学校参加者は「私はタイ語を勉強中です」とタイ語で書いてあるTシャツを支給したほうがいいかもしれません。


ところでたった今、次男に「クルーアあってる?」って聞いたら「何かが怖いならあってる」と言われました。


そうなんです。


クルーアには違う音で怖いという意味もあるんです。


更に別の音のクルーアには台所という意味もあるそうで、、、


タイ語の道は1日にしてならず!!


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて


長谷川陽子