皆さま、こんにちは^^
少しずつ寒さが増してきて、冬に向かっていく気配が感じられますね。
夏が終わり、秋がくると気持ちにも変化が生じてきます。
夏は陽の氣が増して気持ちも自然と上向きになりますが
秋になる陰の氣が増すので気持ちが下がって感じてしまう人もいるかもしれません。
けれど陰の季節は下がっているわけではなくて収束の季節です。
植物に例えると、春に出た芽がスクスク伸びて夏に咲き誇り、
秋はそれらを収穫する季節となるのです。
ですからこの1年で行ってきたことの成果を得るのがこの季節であり、
またこの季節に来年の計画を立てて種まきを始めることで
来年更に美しく豊かに咲きほこれるのです。
つまり秋はゼロの季節。
来年のために今から準備をしていく時期なのです。
こういう時期に皆さんにおススメしたいのが瞑想です。
瞑想は日頃から行うのものですが、秋は瞑想を始めるのにピッタリの季節です。
空気が少し涼しくなり、氣も下がり、私たちを静かにさせ、内側に留めてくれる季節です。
瞑想に興味あるけれど、やったことないという方は是非挑戦してみてください^^
瞑想が苦手と言う方のために、「瞑想が出来るようになるコツ」をご紹介いたします。
瞑想ができない人が出来るようになるコツ
~肉体編~
その1
朝起きてすぐやる
瞑想ができない理由は後回しにしてしまうから。
「朝起きたらやる!」って決めておいて、朝起きたら「他のことを始める前にまず座る」ってやってみましょう。
古代の思想では朝は「新しい世界の始まり」とされています。
夜に今いるこの世界は終わり、朝日と共に全く新しい世界が始まると考えられています。
目を閉じて心を静かにして、新しい世界の始まりにだけ流れる特別な始まりのエネルギーを感じてみましょう。
その日1日が希望の光に包まれて始まります。今ここに生きていること自体が奇跡なんだと感じると、人生への感謝が湧きあがります。そうすることでその日一日の過ごし方への心持が変わります。
もしかしたらいつもより人や世界に優しく出来るかもしれません。
すぐには変わらなくても繰り返していると必ず変化が感じられるようになります。
その2
背骨を真っ直ぐにする
瞑想の姿勢といえば、床に座って足を組むものをイメージすると思いますが、瞑想をする時に大切なことは背骨をまっすぐにすることなのです。
背骨には肉体と霊体をつなぐ一番太くて重要なエネルギーの管が通っています。(これを古代ヨガの世界ではスシュムナ菅と呼びます。)
ですから床に座って背中が丸くなるなら、腰を立てやすくするために坐骨の下にクッションをかませます。
床に座り続けることに辛さを感じるなら椅子に座ります。とにかく坐骨から頭頂までがまっすぐになる工夫をしてみてください。
座ること自体がきつい人は仰向けになっても構いません。(眠くなってしまうかもしれないけれど)
その3
ゆっくりとした鼻呼吸を行う
呼吸と瞑想は切っても切り離せません。
なぜなら呼吸をすることで生命力エネルギー(プラーナ)が体内に流れ込み私たちを生かします。それだけじゃなく、プラーナが体内で精妙なエネルギーとなって私たちの霊力が高まっていきます。
プラーナを取り込むことをプラーナーヤマと言いますが、プラーナをとりこむ器官は鼻腔にあるので鼻呼吸を行います。
口から呼吸をする呼吸法もありますがそれは用途が異なるために、プラーナを意図的に取り込むためには鼻呼吸を行います。
プラーナがしっかり体内に取り込まれていないと、体内エネルギーが上手に発動せずに瞑想の状態に深く入っていくことも難しくなりますから、日頃から呼吸をすることを心がけましょう。
また呼吸をゆっくりすると副交感神経が優位になり、脳波も瞑想状態に導かれます。
その4
食べる前に座る
質の良い瞑想を得るためには、なるべく自分の純度を高めておくことが大切です。
食物は私たちの肉体を維持するために必要不可欠で大切なものですが、瞑想をするときは雑みになってしまいます。
私たちが私たちゼロを知るためには何も足されていない状態の自分を知ることが大切です。
体に良い食べ物でも瞑想前は控えることがおススメです。(水は飲んで大丈夫です)
胃が空っぽで痛くなってしまう人や、どうしても固形物を摂る必要にかられるシチュエーションがあるならば、なるべく消化の良くて胃を重くしない果物が推奨されています。けれど結局は自分の身体のことなので、ご自身の身体と相談して進めていきましょう。
その5
身体を動かしてから瞑想する
瞑想前には程よく身体を動かしてエネルギーが循環しやすい状態を作ってからはじめると更に瞑想に入りやすいです。
身体の中には腕に6本と脚に6本の経絡の通り道があります。
この経絡の通り道が滞っていると体の中に生命力エネルギー(プラーナ)が循環しないので、精妙なレベルにエネルギーを送り込むことが困難となります。激しく動く必要はないので軽く体を動かしてから瞑想することで、瞑想の出来高が格段に変わることを実感できることでしょう。
以下に簡単な体操の例をご紹介しておきますね。
瞑想前の簡単な体操の例
①
仰向けになって自分の身体を観察
※いつもこれをすることで目に見えない微細なレベルで起きていることに敏感になっていきます。
②
寝たままでも座ったままでもOk
・足でグーパーグーパーを繰り返す
・(吐く息と共に)足の甲を伸ばして足先を床に近づける。(吸う息と共に)足首を折り曲げてつま先を出来るだけ自分の方に向ける。数回繰り返す。
・足首をまわす(内外回し両方)
③座った状態になる
・手首を回す(内外回し両方)
・両手を肩に置いて出来るだけ大きく肘をまわす(内外回し両方)
④足の裏を合わせてがっせき
足首をつかみ、吐く息と共に上半身をできるだけ床に近づける
そのまま上半身を脱力させてその場にしばらく留まる。頭・肩・腰が十分に脱力しているのを感じる。
その他、反る動きや体側を伸ばす動き、ねじる動きなどを必要に応じて行う。
・・・
いかがでしたでしょうか。
瞑想は少しのコツを知るだけで、みるみるうちに上達できるものです。
瞑想は心を穏やかにし、世界に対する広い視野を与えてくれ、人生を豊かにしてくれます。
続けていれば必ず得られますから、毎日数分だけからでもいいので、実践してみてくださいね。
さて2025年1月から陰ヨガ瞑想講座が始まります。
この講座は瞑想を上達させるための講座でもあります。
「陰ヨガ」と言うヨガはもしかしらた聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、陰ヨガを行うことで瞑想が出来るようになるという瞑想のための素晴らしいツールなのです。
陰ヨガは陰陽について学ぶことで、心や魂への理解もぐんっと深まりますから、そちらにご興味お持ちの方にもおススメの講座です。
この講座はヨガのインストラクターの皆さんも沢山受けに来てくださっていますが、一般の方々も沢山いらっしゃいますので、臆することなく気楽にいらっしゃってくださいね。
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