暴力的な感情に対して
「こんなこと思っちゃいけない」だけ思って
無理やり蓋をすると、
その考えは余計に強くなります。
「思っちゃいけない」は「思ってる」の裏返し。
「思っちゃいけない」を悶々と繰り返すことで、気持ちをどんどん育ててしまいます。
誰かに暴力的な感情が湧き上がる時は大抵、誰かに傷つけられた時です。
誰かに対して暴力的な感情が生まれたとしたら、真にやるべきことは相手の立場に立って深く考えてみること。
それでも「相手に傷つけられた」と思って、自分を被害者にしている時は相手の立場になんか立ちたくありません。
自分が被害者で相手が加害者なのになんで被害者の私が譲らないといけないからと思ってるからです。
自分が被害者と思って相手を拒絶している時は、相手の立場になんか立ちたくないと考えるので、自分を正当化し続け、結果相手の真意は汲み取れません。
相手の事情なんて察してあげたいとは思いません。
けれど考えてください。
もし本当に世界の平和を望むなら、
もし自分の心の平和を真に望むなら、
常に客観的視点を持って、自分のことだけじゃなくて相手のことも含めて広く考えることが何より大切です。
もし相手が加害者で自分は被害者で傷つけられたと思うなら、
相手もまた同じように
あなたを加害者と見て自分が被害者で傷つけられたと思っていることでしょう。
相手は自分を写す鏡。
目の前にいる人はあなたの投影なのですから。
ここまで読んで下さって、誰かに対する否定的な気持ちを手放せないけれど、「被害者とか加害者とか持ち出さなくても良くない?そこまでの話じゃないんです」って思ったとしたら、それはまた「ふりだし」に戻って、「相手を悪く思いたくないから蓋をする」が始まります。
こうやって色んなことに蓋をしていくと、潜在意識に未処理案件がどんどん溜まっていってしまい、心を逼迫させていくので注意が必要です。
これからの世界は次元上昇がどんどん進んでいき、ハートのチャクラの時代が開花していく分、心の中の闇や弱さが出てきやすくなるかもしれません。
出てきたらお掃除を繰り返して、身も心もクリアにして新しい時代の扉を自ら開いていきましょうね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子