息子の通うインター校では6月に学年が終わり、8月から新学年が始まります。


(↑森の中に生息する生物のような有機的なインター校の体育館の屋根)


このタイミングで長男の学年主任から呼び出しがあり、学年主任、担任の先生とのミーティングが行われました。


その内容とは授業中の態度について。


・授業中にダラダラして学習意欲を示さない

・授業中に友達にちょっかいを出して話を聞いてない

・話を聞いていなくて何をやるのか分からないから出来ない

・課題が終わらない



これらについては今回に限ったことではなく、毎年言われ続けてきた内容です^^;


担任の先生達は息子をフォローし続けてくれていたのですが、今学期が終わったらYear6(5年生)となり、その次はsecondary(中学校)。


「自発的に勉強に取り組む姿勢を作っていかないと、この先が危ない」という警鐘の意味でのミーティングが開かれました。


学校側からの提案は、「小児心理士、心療内科等のカウンセリングを受けてみて下さい」でした。


学校の方針としては、学習障害などの傾向が分かれば、適した学習法に変えるなど出来るので、そのために専門家の意見を聞いてきて欲しいということでした。


それで、オペレーションセラピー(作業療法)にてテストを受けてみることにしました。


オペレーションセラピーにはADHD傾向が見られる次男が週2回通っています。


オペレーションセラピーは脳で起きていることを数値化して診断し、セラピストが脳の発育に最適なセラピーを都度行ってくれます。


目で見てもとてもわかりやすいし、実際に次男にも良い兆しが沢山出ているのがわかります。


次男がオペレーションセラピーを受けている間の1時間、私と長男はいつも待合室で待っていました。


オペレーションセラピーは色々な遊びを通して脳を発達させていくので、子供からしたら楽しいしかありません。



それで長男は楽しそうな次男をいつも窓から覗いて羨ましがっていたので、オペレーションセラピーなら長男も楽しく通えるかもです。


と、いうことで早速テストを受けてみたところ、

まず、発達障害の兆候は見つかりませんでした。


私が覚悟していたADHDも、傾向はあったとしても平常数値だそうで心配するほどではないとのこと!

これにはホッと一安心です。


テストをした心理士さんを驚かせたのが、筆記試験の時に見せた凄まじい集中力。



通常、大人でも15分もしたら方や首をまわして、緊張を緩める動作をするものですが、


長男は、29分間微動だにせずに筆記テストを受け続けたそうで、心理士さんも「どうなってるんだ?」とかなり驚いたと何回もおっしゃっていました。


ということで、

集中力の高さはあるし、

知能も問題ないとのこと。


しいて言うなら、

「若干の適応能力のつまずき」があるそうで、

オペレーションセラピー的に脳の機能を整えて改善させることが出来るそうでした。



話を聞いたところ、

通常ほとんど気にされないレベルのつまずきなようで、そこに着目して指摘してくる学校の意識がすごいなと思いました。


ということで、長男もしばらくオペレーションセラピーに通わせてみたいと思います。


どんな風に変化が起こるか楽しみです。


それにしても子育ては一筋縄に行かないー!!

とにかく平穏無事に育って欲しいです。


最後まで読んで下さってありがとうございました。


愛と光をこめて

長谷川陽子