4月初旬から高萩市に通い続けています。
高萩市は茨城県の北東部で自然に恵まれた土地です。
週末に東京に帰り、週明けにまた高萩にて数日過ごすということを繰り返していますが、
行くたびにどんどん季節が巡っていく感覚がすごいんです。
4月初旬はまだ冬の様相で、最低気温は5℃!
東南アジアからやって来た私は中途半端な装備で行ってしまい、終始寒さに耐えておりました。
ヨガリトリート中は森の中を散策する時間もあるのですが、
芽吹く前、冬の終わりの森の中はとても静か。
静寂に包まれて不安な感覚から、内側へ内側へと意識が向かっていき、やがて内面の旅が始まる感覚がありました。
そしてその翌週には一気に芽吹きが始まり、桜が咲き始め山が薄ピンクに色づき始めました。
この頃はまだ朝晩は冷え込みが強いのですが、陽の光は確実に強さを増し、日の出の時間も早くなっていました。
その翌週は桜が満開で山全体を薄ピンクが覆っていました。東京では既に葉桜になっていましたが、高萩は東京よりも北に位置するので桜前線が遅れてやってきていて、そういうところからも季節を感じることができました。
そしてG.Wのお休みを挟んで久しぶりに来た高萩は新緑が美しいもはや別世界。
お日様の感じも、その場の感じも全然違うんです。
お日様は燦々と光を降り注ぎ
葉は青々と伸び伸びと生い繁り、
世界がまだ眠っていたような感覚から、しっかりと目を覚まして大きく伸びをするような感覚に様変わりを見せてくれました。
「段々暖かくなる」って言いますが、寒さと暑さを繰り返し、上がったり下がったりを繰り返して、少しずつ上昇して行く様が、私たちの意識と同じだなって思いました。
宇宙のバイオリズムは螺旋状に出来ていますから、下がると戻ってしまったと思いがちですが、ゆっくりとけれど確実に、ちゃんと上昇の流れに乗ってるんです。
リトリートの講義の中では、自然信仰の話を致します。
私たち農耕民族は古来から、太陽とアメツチに祈りを捧げ、大自然と共に生きてきました。
太陽が照るから、雨と大地の恩恵があるから、
全ての生命は生きられます。
コンクリートの中で仕事に追われて生きている時は、この生命の感覚は希薄になってしまいますから、私のリトリートでは大自然とつながる時間をとても大切にしています。
リトリートを通して日本の美しい四季を五感六感で受け取らせて頂けることは、私にとっても何にも変え難い喜びです。
日々何を受け取って生きているかが、私たちを形成しますから、自分の人生を豊かにするためにも、魂と繋がって本質的に生きるためにも、大自然への敬意と畏怖の感覚を持つことは何よりも大切なことです。
目まぐるしい毎日ではありますが、大自然に目を向ける時間を是非持って生きていきたいですね。
こういう学びに興味がある方は是非魔法講座にいらしてくださいね^ ^
見え方、感じ方、をお伝えすることで、人生に素晴らしい彩を添えさせて頂きます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川ようこ