おはようございます^ ^


タイの朝ごはんは一般的にお粥を食します。


地方で食べる朝ごはんも異なり、例えば北部ではムーヤーン(焼豚串)とカオニャオ(餅米)を食し、南部では飲茶を食しますが、バンコクではお粥です。


ということで、今日はお粥に合う美味しいタイのおかずを「ご飯がススム君指数5段階評価」と共にご紹介いたします。  


まずお粥と一緒に必ず出てくるのがコレ。


干しエビの酸っぱいあえもの

【ご飯がススムくん指数おにぎりおにぎりおにぎりおにぎり

材料:干しエビ、生姜、唐辛子、ライム、ナンプラー、パームシュガー。


パームシュガーを少々足して、甘酸っぱ辛い干しエビが爽やかに食を誘い、これだけでご飯お茶碗一杯いけちゃいます。



ムーヨーン(フロステッドポーク)

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ムーヨーンは豚を乾燥させて繊維状にしたもので、桜でんぶみたいに甘いので、子供達が大好きです。病院に入院した時も回復食としてお粥と一緒に真っ先に出て来ます。



プラーケム(塩魚)

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魚(マカレル)を濃度の濃い塩水に漬けて干物にしたもの。これがほんっっとに美味くてヤミツキになります。イメージとしては塩鮭みたいな感じですが、塩鮭との明確な違いは独特な発酵臭にあります。暑くて食欲がない時でもこの臭いを嗅ぐとご飯が食べたくなる食欲を誘う一品です。因みに野菜炒めに入れたり、炒飯に入れても美味です^ ^



ナムプリック

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唐辛子、オキアミ、パームシュガー、ニンニク、ライムをすり潰して作る野菜のディップです。これはタイの家庭では常に食卓にあるイメージです。日本でいうところの「ご飯ですよ(海苔の佃煮)」とか「なめたけ」みたいな立ち位置でしょうか。生野菜にディップしてモリモリたべたり、ご飯に乗せて食べたりします。

おにぎりポイントが3つなのは辛いのが苦手な人は食べられないことからです。タイ料理には辛くないと美味しくないものが結構あります。私も嫁いできた時は「辛さに慣れた方が楽しめるよ」と家族によく言われました。



ゲーンソム(番外編)

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材料:ゲームソムペースト、カピ(オキアミ)、タマリンド、唐辛子、ニンニク、パーマシュガー、えび、野菜等

オレンジカレーと言われる辛くて甘酸っぱいスープです。

基本は夕飯に出されますが、前日の残りは味が染みて更に美味です。

ゲーンソムは家庭で味と材料が異なります。我が家はグリーンパパイヤを入れて作ります。(写真は少し熟れたパパイヤ) パパイヤの大根のような食感とゲーンソムの甘酸っぱさが食欲を誘い、ご飯が何杯でもいけちゃいます。



・・・ということで、いかがでしたでしょうか^ ^

特にタイ料理は唐辛子を沢山使うので子供が食べられるものは大切です^ ^


タイの家庭の朝ごはんは、この他に野菜炒めやオムレツも出て来て朝から結構豪華です。


朝ごはんはしっかり食べて、ランチは汁麺などでアッサリすませることが多いです。


年がら年中暑い常夏のタイゆえに、食欲がわきにくい人でもご飯をちゃんと食べられるようオカズが発展してるんでしょうね^ ^


旅行で来るとあまり食べる機会がないかもしれないけれど、見つけたら是非試してみてくださいね。


リトリートや合宿で我が家に来て下さった折には朝ごはんでお出しいたしますので、お楽しみになさってくださいませ飛び出すハート


最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光を込めて

長谷川陽子