今日は週に一度の日本語補習校で、

週に一度のお弁当の日です。


私,つくづく思いますが

この日本のお弁当文化はかなり

意識が高い。


欧米では親から持たされるランチは

ジップロックに入れたサンドウィッチと

クッキーとリンゴ


のようなシンプルなものが多いので

欧米人が日本人のお弁当を見ると

目を丸くして驚きます。


彩豊かで目で見て美しく、

また栄養バランスも考えられている

母の愛の結晶です。


タイで生まれ育った子供達に

日本の文化を感じてもらいたくて

私もお弁当は頑張っております^_^


それでお弁当の日は6時半に起きて、仕込みます。


今日のメニューは

おにぎり、鶏の照り焼き、うずらの卵の醤油味、マカロニサラダ、彩にプチトマトと、コーン。 


コンロの火は2つなので、計算して効率よく回していかないといけません。


更には長男と次男で味の好みが違うので、おにぎりの味は2種類、マカロニサラダの味も2種類。


お弁当に加えて,子供を起こして、支度させて、朝ご飯を食べさせて!


お弁当を作る日の朝は大忙しです。


そんな今朝起きたお弁当ぐちゃぐちゃ事件とは。


全ての用意が終わり、子供たちが車に乗り込む時、次男がお弁当を持っていないのに気がつきました。


私「お弁当は?」


次男「ランドセルの中にあるよ」


嫌な予感がしました。


それでランドセルの中からお弁当箱を出しました。


そして次男と2人でお弁当の蓋を開いてみると、お弁当はお弁当箱の中で無惨にぐちゃぐちゃになっていました。


私はとても悲しい気持ちを彼に伝えました。


彼が起きてくる前から一つ一つ準備して、お昼にお弁当を開けた時に彼の目がキラキラ輝く様を想像しながら、彼の大好物を詰めたお弁当です。


結局どうしたかと言いますと、超特急でお弁当箱を洗って、おかずを詰め直して出発しました^^;


人と人が共存するこの世界。


どれだけ他者を思いやれるかが世界平和には必要不可欠で、そのためには想像力が必要です。


相手がなんでそれをしているか


なんのためにこれがなされているか


全ては人の「想い」で出来ています。


次男はとっても思いやりのある優しい子なので、今回の出来事も彼の視野を広げる一つの経験になったことと思います^_^



それにしても余裕がない時に限って事件は起こるものですね。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて

長谷川陽子