皆さま、こんにちは^^

 

昨夜のオンライン魔法学校では、「人間の心に住む6つの敵」についてお話ししました。

 

人間の心に住む6つの敵

 

①欲望(カーマ)

②怒り(クローダ)

③けち/貪欲(ローバ)

④執着(モーハ)

⑤慢心(マダ)

⑥嫉妬/妬み(マーッツァルヤ)

 

この6つの敵にまつわるお話がいくつかあります。

 

今日はその中の一つ、欲望についてのお話をご紹介いたします。

 

巡礼者の話

ある巡礼者が旅の途中に木陰で休憩をすることにしました。

巡礼者が休憩に選んだその木は「全ての望みを叶えてくれるカルパタルの木」でした。

 

巡礼者が「冷たい水が飲みたいなぁ」と考えたら、突然目の前にコップに入った冷たい水が現れました。

巡礼者は驚きながらも喉の渇きに耐え切れずその水を飲み干しました。

 

巡礼者は喉の渇きが癒えると今度は「お腹が減ったご馳走が食べたいなぁ」と考えました。

すると突然目の前にご馳走が現れ、巡礼者は驚きながらも空腹に耐えきれず目の前の食事を平らげました。

巡礼者は満腹になると、今度は眠気が襲ってきて「寝床が欲しいなぁ」と考えました。

すると突然目の前に簡易の寝床があらわれました。

その寝床が硬くて寝心地が悪かったので、巡礼者が「フカフカのベッドで寝られたらなぁ」と考えた瞬間に寝床がフカフカのベッドに変わりました。

 

すると今度は巡礼者は「この不思議な経験を一緒に体験する美しい妻がいたらなぁ」と考えました。

その瞬間巡礼者の隣に美しい女性が添い寝しているではありませんか。

驚いた巡礼者はこの女性を化け物なんじゃないかと疑い

「わぁ!!人食い鬼だ!!」と叫びました。

すると美しい女性はみるみる間に、角が生え口が裂け恐ろしい鬼の形相に様変わりました。

巡礼者は「私を食べる気か?!」と女性に聞いたその途端、

女性は巡礼者を食べてしまいました。

 

・・・

 

以上が欲望にまつわる話です。

 

欲望は全てをダメにしてしまいます。

1つ欲望を満たしても新たな欲望が芽生えて

欲望の鎖は私たちを圧し潰すまで果てしなく続くのです。

 

ですから、欲望は意識的に努力して無くしていかないといけません。

 

 

魔法学校では2日間で4時間にわたって

この6つの敵についてご紹介し、皆でディスカッションを重ね、

 

また自分の中に巣くう6つの敵について考え、

それらの解消法についての話し合いをしました。

 

魔法学校では、このように色んな切り口から

心や魂について考えます。

 

どんなに素晴らしい智慧も知らなければ意味をもたないし

また例え知っても理解し、実践して、

自分のものにしてはじめて意味が生じます。

 

自分を変えることは簡単なようでありながら大変なことです。

 

自分の心の傾向を知りながら人生を上手に生きていくと、

それらの経験が糧となって魂が成長していきます。

 

私が魔法学校を始めて早10年が経ちました。

10年前には考えられなかった位に生徒たちの魂は目覚ましく成長を進めており、

また10年前にはただの想像だった地球のアセンションが今目の前で実際に起きています。

 

これらについて感じられるのは、

周波数を合わせて意識的にそれらの現象を見つめているからこそです。

 

これらのことに興味がある方は長谷川魔法学校にいらしてくださいね。

 

魔法学校入門編の概要はこちら♡

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

愛と光を込めて

長谷川陽子