今年から次男6歳が作業療法(オペレーションセラピー/OP)に通い始めました。


きっかけは息子の通うインターナショナルスクールから示唆されたからです。


現在、次男はYear2(小学生1年生)ですが、他の子に比べて落ち着きがないことが原因で一度OPに相談に行ってみないかと提案されました。


去年の先生からの提案はもう一年Year1をやらせたらどうか?という提案だったので、それに比べたら建設的な提案だったために、早速OPに行って諸々の検査を受けました。


作業療法士さんからは脳の機能についての説明を受け、次男の脳のどの部分にアプローチの必要があるかの説明を受けました。


脳の発達ですから早ければ早い方がいいとされており、6歳児にはかなり有効で、9歳くらいになってから始める時は場合によっては心療内科と相談して投薬の必要もあると説明を受けました。


そもそも作業療法とは?

作業療法(オペレーションセラピー)は、発達の遅れや偏り、他の運動や操作能力の未熟さがある子供の生活全般に関わる支援をすることを目的としたセラピーです。 


ワシントン大学医学部の新しい研究により、身体と心の間の繋がりが脳の構造に組み込まれていることが明らかになりました。 

ワシントン大学医学部研究者チームは「身体と心は密接に絡み合っているということは抽象概念ではない」「研究によって脳領域の部分が血圧や心拍数など身体機能の制御と連動しながら思考や計画性を司る」ことがわかったと示しました。



・・・ということで、

早速今年から1週間に2回ペースで通い始めました。


作業療法ってどんなことをやるの?

基本は遊びです。

遊びながら、身体の機能を上手に使って、脳を発達させて、心も成熟させる、、、みたいなシステムがうまく行われているわけですが、どんなことをしているかというと、


例えば


①丸とか三角とか四角の積み木を1つピックする。

②トランポリンで10回ちょうど跳ぶ。

③楽しいアスレチックを超えて,ゴールに置いてある箱の自分がピックした積み木と同じ形の穴に積み木を入れる。

④制限時間内に全部の積み木が無くなるまで繰り返す。

色んなオーダーがされていて、楽しく遊びながら、オーダーをこなしていくわけです。


他には


超特大の煙突があって、

その煙突の中にはダーツの矢が10本入っています。


①煙突をよじ登って,中に入りダーツの矢を1本取る。

②また煙突をよじ登って外に出て的にダーツを投げる。

③制限時間内にダーツの矢を全て投げられるか?


これがかなり体力使う!!絶対夜よく眠れるやつ!

次男は途中で煙突から降りるのが面倒くさくなって、煙突の上から投げようとして、ちゃんと下に降りるように言われていましたw




また

布で出来たブランコを大きく10回スイングさせて、10回目に目の前のマットに着地!って聞いただけだと必ずスリリングなアクティビティもありました。

全て柔らかい素材で出来ていて、怪我することはなく配慮されています。




このマッサージも脳の刺激に大切だそうで、家での実践を推奨していました。



OPの大きなポイントは作業療法士と子供がマンツーマンであるということです。


作業療法士のお姉さんやお兄さんを独り占めして遊び倒せるのが子供的に最高に楽しいのではないでしょうか。


子供の世界もストレスがいっぱいです。


特に息子は日本語が母国語で、学校では英語とタイ語で話さなければならず、ネイティブスピーカーの中で日々揉まれてるわけですから相当タフだと思います。


ということで、まだ4回目ですが次男は超ハッピー。

OPの日は「よっしゃ!今日はOPだ!」って朝から張り切っています。


さらには

「お母さん、OPに通わせてくれて本当に本当にありがとう」と手を合わせて頭をペコペコさせながら感謝されたりもしました。


そんなに好きなのかーおねがい

よかったーードキドキ


作業療法の様子を見てて、思ったことは


親が上手にコミット出来ない部分をOPが埋めてくれてるってことです。


一つ一つのことは、

超頑張れば私でもできることとも言えます。


出来たら理想✨


けど出来ない煽り


発達の遅れとか偏りって言われると心配になってしまうけれど、実際は色んな人が協力していけばいいわけで、こういうセラピーも上手に活用していけばいいことだと思いました。


発達障害と言われると親は心配してしまいますが、実際このOPには息子のインター校の子達がたくさん通っていて驚きました。


コロナ禍以降、世界がオンライン化して

現在こういったセラピーが必要な世の中になっていると学校の先生はおっしゃっていました。


こちらとしてはある程度の期間を経たら終了ささるつもりでしたが、息子は一番大好きな場所と言っているので、しばらく続けるのも彼の精神衛生上ありなのかなって思っております^_^


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて

長谷川陽子