ヨガをやっていると


キレイな先生が多くて


自分の立ち位置困ります。


キレイな先生に対抗したいわけじゃない毛頭ないのですが、キレイな先生から習いたいって思うのかなーって思うし分けなくなることはあります!


私の先生は全員男性のおじさんとかおじいさんだったので、自分の女性性に中途半端を感じてしまいながらも、私が女性だからこそ巡り逢えてる出会いも沢山あると信じております。


ヨガを始める前は演劇をしておりまして

ロンドンの演劇学校で学んでいたりもしました。


その学校の卒業公演のために

いくつかの役を振り当てられました。


当時私はシューリアリズム(非現実的なシュールな世界)について学んでおり、


その中で一つ頂いた役がなんと!

スターウォーズのヨーダの役でした。


他の女の子はみんな人間の女の子なのに

なぜか私は緑色の異星人w


いえ,それだけじゃなくて

他にも「ゴドーを待ちながら」のエストラゴンという、役者冥利に尽きる役もやらせて頂いています。

今にして思えば光栄な限りです。


とにかくヨーダがw

最初は「先生本気か?」って思いましたが、

結果、めちゃめちゃ糧になりましたw


シーンは、スターウォーズ第一作目のヨーダの登場シーンです。


ルークスカイウォーカーが最後のジェダイに学びを受けるために、小さな辺境の惑星に辿り着きます。


そこでルークは、

イタズラ者のゴブリンに悪さをされて激おこりします。


まさかそのイタズラゴブリンが有名なジェダイの騎士の生き残りヨーダとは知らず。


ヨーダはルークがやって来ることを知っていて

彼の本質を試すためにわざとイライラさせる行為をするのです。


私の役の見せ場は、

イタズラ者のゴブリンから

崇高なジェダイの騎士に様変わるところでした。


そこでルークとヨーダのパワーバランスが逆転するのが見せ場でした。


これが本当に難しかったですw


最初の頃はあざとくなってしまって仕方なくて。


先生からの指導は

「もっとヨーダのオーラ出せ!」

の一点張りw


ヨーダのオーラわからん!!!


って悩みに悩んで

それでもなんでもかんでも

ずーーーーっとヨーダにコミットしてると

だんだん憑依してくるんです。


あの経験は得難い者でした。


演劇学校の先生の方が私の本質を見ていたからこそヨーダのような役を与えたんですよね。


だから私ももっとヨーダチックに、

時に真面目に,時にイタズラゴブリンのように

自分を確立したらいいのではないでしょうか。


どこかで

「こんにちはヨガ講師のヨーダです」

って言ってみようかな


参加者全員雑念湧きまくりですねw


最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光を込めて

長谷川陽子