チェンマイからバンコクに車で行った時のこと。
チェンマイからバンコクまで車で約700㌔かかるので、たまに中間地点のターク県で一泊します。
ターク県は大きなダムや自然公園がある田舎町で、私たちはダム近くのローカルスタイルの宿に泊まりました。
初めて泊まる時は、夫がトイレが流れるかとか、シャワーの温度や湯量がどうかとか、冷房がつくかとか、夜遅くになって困らないように一通りチェックして、必要に応じて部屋を変えてもらったりしています。
そのいつものチェック時のこと。
私は夫が方々チェックしている一つ一つの動作を見守っていました。
夫は洗面所でお水を出して、手をお椀のようにして水をすくって水をジッと見てから、首を横にふりました。
「え、なになに、どうしたの?」と聞いてみると、夫は透明のコップに水道水を汲んで見せてくれました。
その水は水溜まりの泥水のように茶色かったんです!
私「えええー、これどういうこと?」
夫「知らない」
川か池の水をそのまま引いてきてるのか、
パイプが錆びてて錆が入ったのか、、、
タイでは両方あるようですが、
その時は多分一つ目の理由に見受けられました。
山岳民族の営む村とかでも
川の水をそのまま水道に使ってるところはあります。
その水がキレイかと言ったら、
近隣の宿のトイレや洗濯排水が流れてる川だったりもします。
このお話を息子にもしました。
息子に伝えたかったことは、
・自分が当たり前と思っていることがどこでも当たり前ではないということ。
・自分の身は自分で守ること。
の2点です^_^
東南アジアを旅行していると、お腹を壊してしまうことがよくありますが、現地人に比べて免疫がないってこともさることながら、「現地人が気をつけていることを知らない」っていうこともあるのかなって思います。
皆さんもお気をつけくださいね。
ところでこれらの話はローカルスタイルの宿の話ですが、hotels.comとかbooking.comとかアゴダとかには載っていないレベルのタイ人向けの超ローカルな宿のお話ですので普通に旅行していたら、こういうことはあまりないと思いますのでご安心ください^_^
とはいえ、タイの水道水は日本の水道水とは異なり、飲料用ではありませんから、ホテルに泊まったとしても水道水のお水は飲んではいけません。
基本的にどの宿でも飲料用のお水のペットボトルや瓶のボトルが置かれています。
因みにタイにはこのローカルスタイルの宿が沢山あります。タイの人たちはこのスタイルの宿がどこにでもあるので、基本は宿の予約をしないで現地で宿を探す人が多いです。
因みにこれらの宿は4〜6畳くらいの部屋にダブルベッドが置かれていて、基本は冷房、シャワー、トイレ付きで一泊500B〜800B(2.000円〜3.200円)。
一晩寝るだけなので我が家はたまに利用しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子