タイに嫁いで驚いたことの一つなのですが、
タイ人はご飯屋さんに行った時にお皿やフォークやナイフをティッシュで拭きます。
友達も家族も親戚のおじさんやおばさんもお店の人に遠慮なく拭きます。
ショッピングモールに入っているようなちゃんとしたレストランではそんなに気にしなくても大丈夫ですが、町の食堂や屋台では結構拭きます。
タイの人は、目で見て何かが付着してるというより、触ってみた感触で拭くかどうか決めてます。
何の感触かというと、砂と水と洗剤かなと思います。
タイは日本より砂埃がひどいので、
洗ったお皿も保管状態によっては埃っぽくなります。
また食堂によっては大きなタライに溜めた水で洗って濯ぎが甘くて洗剤がついていたりもするようです。
「お宅のお皿が汚いですよ」って言ってるようなものなので「それってお店の人に失礼なんじゃ…」って最初の頃は驚きました。
けれど「お店に対して失礼」という概念は綺麗なお皿が出されるのが当然な日本の概念で、東南アジアで優先されるべきは「自分の身は自分で守る」なのかなと思います。
↑タイの一般的な食堂。
ドアと窓がなくてお外の外気がそのまま吹き込んでくるから必要に応じて拭く必要があるようです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子