先日、日本帰国の際にセイクリッドハートヨガ卒業生向けのマラソン瞑想会を開催しました。
「マラソン瞑想ってなんやー!走りながら瞑想するんか?」ってお思いの方、
いえいえ、マラソン瞑想とは長時間粛々と座り続けることなのです。
今回は初回だったので約2時間座りました。
マラソン瞑想の恩恵は素晴らしいもので、これは何にも代えがたい特別な経験を得ることが出来ます。
瞑想に慣れてくると、座れるようになります。
最初は座っているだけで苦痛だったのが、座っていられるようになります。
最初のころは暴れたくなるかもしれませんし、実際内側が暴れているかもしれません。
それが座れるようになってくるのです。
この座るにもテクニックがあって、ただ座っていてもあまり意味がなく、、、
意味がないことはないのですが、実際静かに座れるだけで相当な恩恵は得られるのですから。
けれどただ座っているのは静かになっているだけですが、
テクニックを上手に使えるようになると座り方が変わってきます。
内側ではかなり多くのことが起きていて、
例えば肉体は常に活動をしていて、50,000の細胞は数分で死と誕生を繰り返していて
そういう自分の内側にある小宇宙につながり始めると
内側がどれだけ静かな空間じゃないかを認識し始めます。
その中でそれらを凌駕した静寂を創ることが瞑想です。
全てが活動しているこの大きな宇宙の中で静寂の領域を見出す。
それは宇宙の旅です。
そしてそれは自分のインナースペースで起こっているのです。
そんな旅をしながら、旅をしている自分と今そこに座っている自分が同時に存在します。
長く座ると、自分の中で何度も何度も手放しが起こります。
手放したと思っていたのにまた新たな手放しがやってくる。
この手放しを繰り返し繰り返し行い続け、永遠に行い続け、どこまでも果てのない旅を続ける。
果てしないとは終わりがないということ。
「終わりがない」とは永遠です。
永遠って一言で片づけるのは簡単ですが、
私たち有限の存在に永遠は理解できません。
永遠っぽいものは理解できても真の永遠は絶対に理解できません。
この理解できない感覚を理解しようと努めることが瞑想とも言えます。
なんでそんなことをしないといけないのか?
それを理解することがなんなのか?
それが現実生活より大事なのか?
これらの疑問が沸き上がる人への答えとして言えるのは
その先に真理があるからです。
人間の真理への到達。
真理は私たちをより良い人間へ進化させるための神様からのメッセージなのです。
真理を理解しない人間は暴力的で破壊的です。
自他分離を喜んで行います。
今世界は平和への道を模索しています。
世界の人々が真に臨むのが平和と調和への道です。
そういう世の中に生きる私たちだからこそ瞑想が必要なのです。
瞑想を続けると、永遠を本当の意味で理解することはできないけれど、
永遠を知り、今の自分に感謝して生きることが出来るようになります。
これが瞑想の恩恵です。
まずは座ることからはじめましょう^^
1月2月で「陰ヨガ瞑想講座」を行います。
第1回→満員
第2回→満員
第3回→先行予約開始!!
陰ヨガはじっと座ることが苦手な人でも座れるようになる素晴らしいツールです。
講座が終わるころには瞑想者としての扉が開いていることでしょう。
また、陰ヨガ瞑想講座とは別にこういうお話を理解してもらうための
神秘入門講座が11月12月で開催されます。
こちらの講座は「スピリチュアルのいろは」を1から学べる講座です^^
私の講座はガハハハッと笑いながら楽しく学ぶことをモットーにしてますので
難しいことが苦手な方でも楽しく身につけられますよ^^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子