20年前のバックパッカーをしていた頃の話。


アフリカのモザンビークの隠れたダイビングスポット、トーフにダイビングに行きました




モザンビークは超辺境地なのですが、

ジンベイザメのクリーニングステーションで有名で

世界中からダイバーが集まる場所という噂を聞き、

わざわざモザンビークまで行きました。


信じられないくらい遠くて

本当にこんなところにダイビングサイトがあるの?

って不安になりながら行きましたが

到着したところには沢山の白人がいて

しっかりとしたダイビングサイトが出来ていて驚きました。


そこで念願かなって沢山のジンベイザメと泳ぐことが出来ました!


けれどジンベイザメの主食はプランクトン。

プランクトンが大量発生しているところには

クラゲも集まるんです。


そしてクラゲの触手がクビに巻き付いて

身体に電撃が流れてとても痛い思いをしました。


クラゲに刺されることたまにありましたが

結構なストレスです。


刺されれば当然痛いし、

チクチクとした痛みがずっと続きます。


クラゲ一匹に刺されたくらいなら

少しの痛みですが、

そのときは大量に刺されて

過去にないくらいの痛みでした。


アフリカの辺境地モザンビークのダイビングサイトには病院がなかったので、お酢を塗ることくらいしか出来ることはありませんでした。


私のことを心配してそばについていてくれた

スペイン人ガイドのインディに私は聞きました。


「私死ぬ?」


するとインディはこう答えました。


「人間は皆死ぬんだ。

けれど君が死ぬのは今日じゃない。」


か、カッコいい。

なんて哲学的なんだ。


とりあえずは死なないってことも分かってよかったw


こーいうカッコいい言葉の一つ一つが私を形成してるなーって思います^_^



若かりし頃の私のダイビングギア。職人風。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光を込めて

長谷川陽子