ヨガの一般論として「心」や「魂」について語るヨガ講師は数多く見てきましたが

大抵の人は「~~らしい」「~~と言われている」という風に

自分の経験ではなくて、誰かの経験が書かれている本の言葉を借りてきています。

 

このように教えられた生徒は眉唾もの(嘘か本当かわからないもの)としてしか受け取れなくなってしまいます。

 

ヨガを教えてくれる先生がどの程度ヨガに精通しているかは生徒からは分かりません。

自分の先生が「こうである」と言えば、生徒は「そうなのか」と受け取ってしまうのは当たり前です。

 

私がまだヨガを学び始めたばかりのころ、

当時私が通っていたヨガスクールで「チャクラ」についての講義がありました。

そこで教えてくださった先生は「チャクラというものがあると言われています」とおっしゃい、チャクラについて説明してくださいました。

その時私は「チャクラは本当にあるんですか?」と聞きました。

そこで先生は「って言われているってだけの話です」っておっしゃいました。

 

それを聞いて私は頭がこんがらがって「???」となりました。

 

これは自分で学びを深めていって理解したことなのですが

 

チャクラという言葉は一般的なものとして残っていますが

チャクラ開発がもたらす意味や密教的な行の部分が

「怪しいもの」という短慮な理解で処理されてバッサリ伐られているということが起きていました。

 

また当時のスクールでは一般的なチャクラの説明はしても

チャクラ開発の到達点である解脱の説明は一切されませんでした。

 

これには理由がありますので

一応弁解も入れますと

 

この当時はまだ

オウム真理教の事件(日本の第一次ヨガブームの最中にヨガを行ずる集団が起こしたテロ事件)

の影響が色濃い第二次ヨガブームが始まったばかりの時代でした。

 

ヨガスタジオのほとんどが「オーム」を唱えることを禁止し(もしくは自粛し)

宗教色を一切排除して「健全なフィットネスとして提供しましょう」という風潮があったからでもあります。

 

オウム真理教に蔵書されていた「ヨガの古代の智慧」や「魂」について書かれた本の著者は

重要参考人として警察に事情聴取を受けた方もいたそうです。

 

ですから、そんな暗闇を抜けての再スタートとして

POPで健全なイメージをヨガにまとわせられた現代ヨギの先陣者の先生方は

こうして再度日本でヨガに日の目を見させ、こんなに広く人気を得たわけですから

本当に素晴らしいと思います。

 

こういう背景があったからこそということはご理解いただけたかとは思います。

 

けれども日本では「本質的なヨガ」が失われてしまい

ヨガの本質的な指導を受けていない指導者が世に広がっているのも事実です。

 

このような理由から現在では

フィットネス的なヨガと本質的なヨガに2分割されているといえます。

 

フィットネス的なヨガにも需要がありますし、敷居が低い分ヨガの入り口として最適であると言えます。

けれど、教える側の姿勢としては、フィットネス的なヨガと本質的なヨガの両方の資質を兼ね添えているべきであります。

 

・・・

 

私自身、長い時間をかけて自己のチャクラ開発をしてきました。

霊的な開発には優れた指導者が必要です。

本から受け取ったものと、人が発するものは全く異なります。

 

当時、まだ怪しいとされていた「瞑想」や「チャクラ」や「解脱」の真意を求め続けた私は

幸運にも覚者である塚本望先生に出逢え、弟子入りして修行を授けていただくことが出来ました。

 

塚本先生は第一次ヨガブーム以前からヨガを行じていらっしゃり、

オウム真理教の事件が起きて日本のヨガがどうなったかという話などもしてくださいました。

先生方はオウム真理教の事件が起きる前の日本のヨガ界はとても頑張ってて良い状態だったとお話くださいました。

「頑張ってて良い状態」というのは霊性の進化・向上に向かって邁進している状態のことです。

 

塚本先生はIARP瞑想協会会長である本山博先生に師事していました。

本山先生は霊験あらたかなお母さんの影響で子供のころから解脱の行を行って覚者となりました。

 

本山先生はご自身の経験からチャクラの重要性を説き続け

先生の元には沢山の霊性の向上を目指すヨガの修行者が集まりました。

 

本山先生や塚本先生というご自身で行を行い覚者となった偉大なヨギに直接会い、

そのエネルギーに直に触れられたのは、私の人生においてこの上ない僥倖であります。

 

先生方はおっしゃいます。

師弟の縁は前世から紡がれているもの。

出逢うべくして出逢っている。

と。

 

こういう先生方の言葉の一つ一つが私の心に深く刻まれており

自分も霊性の指導者として歩んでいこうという勇気と力を与えてくださっています。

 

既に本山先生も塚本先生も入定(肉体を手放し超越次元に入ること)を果たしています。

けれども私はいつも先生とお話し、先生に問いかけています。

生徒からの質問も自分の見解で答えないように気を付けています。

 

このように霊性の指導者に導かれるということは

その人の人生をもって肉体レベルを超えたレベルで指導を行うことなのです。

 

・・・

 

私は某大手ヨガスタジオにヨガのインストラクターを育成するトレーナーとして

1000人近くのインストラクターの指導に従事しており、日本中に生徒がいます。

 

現在は独立してタイのチェンマイにてヨガスタジオを営んでおります。

(コロナ前まではスタジオがありましたが、現在は基本はオンラインで行っています)

 

 

ヨガを行じるものなら絶対知っておくべき魂の智慧についてお話いたします。

 

ヨガを行じていなくても、これからの時代を生きていく人は絶対知っておくべきことです。

 

変動の激しいこの世界で、どのように自分の心を扱っていくか。

知っているのと知らないのではまさに天国と地獄の違いです。

 

「今は忙しいから」という方こそ早く受け取らないと、忙しさは一生続きます。

忙しい毎日の中で心を亡くさないで生きていくことこそ私たちに必要なことなのです。

 

ヨガを熟成させるのには時間も必要ですから早めに受け取りに来ることをお勧めします。

 

ゼロから次元上昇光の道に乗る神秘入門講座

(全米ヨガアライアンス認定校なので、修了時間をRYT200に換算できます)
 
最後まで読んでくださってありがとうございました。
 
愛と光を込めて
はせがわようこ