次男チサトの話です。
ハッキリ言って天才です。
感性が人と全く違う。
周りに合わせない。
けど信じられないくらい寄り添う。
すっごい優しい。
傷ついている人がいると必ず心配する。
兄が怒られていると必ず助ける。
そして代わりに泣く。
幼稚園の担任の先生には何人からも
「彼は天才」「絶対に才能を潰さないで」と言われました。
特に空間認識能力がすごいらしくて
「この子は将来、すごい建築家になる!」と言ってくださる先生もいました。
それは親としては嬉しいこと。
けれど親としてはプレッシャー。
「この子は違う!」っていう子の才能を伸ばすって
結構難しいことなんだって知りました。
と言いますのも。
息子の通うインターナショナルスクール
panyadenはグリースクールです。
息子のようなタレント性のある子供をのびのびと育ててくれる学校。
と、いいますか
そもそも全ての子供にタレント性があるのです。
けれど大人が心配して
あまりに先回りしてしまうと
周りと違うことに不安を覚えて
周りに合わせようとしてしまい
結果、タレント性は消されてしまいます。
今までのpanyadenは
子供達のタレント性を活かための学校でした。
けれど最近だんだんと
学校の方向性が変わってきまして
「子供のタレント性を活かす以前に社会性やろ」って
お勉強重視になってきました。
お勉強重視となると
他の学校との平均に合わせてテストで何点取れてるか
って話になってきます。
今まではテストで測れない部分を測ることが出来ていた素晴らしい先生たちが学校を去っていっています。
そしてかつて学校の先生たちに天才と言われた次男は問題児となりました。
幼稚園から小学校に上がることも学校から懸念されました。
わたしゃものすごい心配しましたけど、
頑張って親の欲目をさっ引いても
そこまで悪くない。
新しい思想を試しているからこそ
思想がコロコロ変わるのもわかるし
全てが悪いわけじゃない。
けれど子供たちだけは犠牲にならないように
細心の注意を払っていかねばなりません。
結局思うのは
枠にはまる子は社会としても楽。
前例があるから考えないで済むし。
けれど枠にハマらない子はみんなそれぞれ。
前例がないからマニュアル人間には扱えない。
日本では発達障害とか発達グレーという言葉を沢山聞きます。日本で沢山考えて頑張っているお母さんたちの声をよく聞きます。
だからもはや子供の自由度が枠にハマらなくなってきてるだけですよね。
社会を回す大人が変わらないと世界は変わらないと思います。
子供たちの黄金世界のために
大人が考え方を変える時。
つまり目覚める時が来ているなって感じます。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
愛と光をこめて
長谷川陽子