突然ですが、
学生の頃に演劇部に在籍していまして
劇団四季の「夢から醒めた夢」という名作を上演させていただきました。
私は霊界の番人で
閻魔大王のような役でした。
そこには天使がいて
地獄行きが決まっている罪深い人間すらも
救済しようとしていました。
そこで天使はいつも
「みんなが幸せになるといいな」と言っていました。
その時の私は閻魔大王だったので
「そんな考えは甘い」と思っておりましたが、
今の私は天使の気持ちがよくわかります。
天使は理想論だけを掲げていたわけではなくて
人間が本当に自分の中に光を見出すことができたら
その人は自分の罪を捨てられるんです。
罪を憎んで人を憎まず。
弱い人間が自分の弱さだけをみている時は
自分の光に気付けませんが
ひとたび自分の光を見始めたら
その人は弱い人ではなくなり、
誰かを救える存在へと昇華するのです。
その為には知恵が必要です。
その為には勇気が必要です。
私たち一人が一人が誰かの光になれる。
みんなが幸せになるといい。
そんな世界を目指しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子