皆さん、こんにちは!

 

今回は虚空菩薩についてです。

 

サンスクリット名はアーカーシャガルバ。
虚空蔵菩薩とは「広大な宇宙のような無限の智恵、功徳、慈悲を持った菩薩」という菩薩で、

智慧や知識を授けてくださるありがたい菩薩様です。

 

 

「虚空蔵求聞持法」と呼ばれる修法は

真言を百日間かけて百万回唱えると、

虚空菩薩のご加護が得られるというものです。

 

さて、ここから日蓮聖人のお話ですが

 

日蓮聖人は12歳の時に清澄寺に入り、出家を果たしました。

 

(この像は良家の坊ちゃんって感じですけれど、お生まれは漁村の漁師のつつましやかなお家の子でした。)

 

若かりし日の日蓮聖人(当時の名は蓮長)は

「お釈迦様の説かれた仏教は一つなのに、何故沢山の宗派が存在するのか?」という疑問を持っていました。

 

そして「日本第一の智者となしたまえ」と無限の智慧を持つ虚空菩薩に一心に祈りを捧げました。

 

そして厳しい修法を行い、願いを成就したと言われています。

 

ところで、この日蓮聖人が行った厳しい修法が

上記した「虚空蔵求聞持法」なのではないかと言われています。

 

というのも日蓮聖人本人の口から実際に何を行ったかが語られることはなかったから

史実に行法の名前が残っていないそうなのですが、

おそらくこの「虚空蔵求聞持法」と呼ばれる修法がされたのではないかと口伝で伝わっています。

 

この「虚空蔵求聞持法」はかなりの荒行で

お堂や洞窟や祠などに籠り、ほとんど飲まず食わず、不眠不休の状態で

ひたすら真言を唱え続け、自分を極限状態まで追い込む厳しい修行法です。

 

こういう荒行は自己を超越する行として存在しますが

数多くの修行僧が挑むも、上手くいかずに精神が錯乱してしまったり

「死んでも叶える」という決死の決意から行を遂行させようとして

本当に命を落としてしまった僧もいたそうです。

 

そこまでの覚悟をもって行わないと高い悟りを得ることが出来ないということだし、

そうまでしも仏の心を理解しようとする弟子たちが後を絶たないということが

仏教の深淵の深さと教えの素晴らしさを物語っています。

 

またこの荒行は死の危険をはらむものなので

100日以上はおこなってはいけないとされているそうですが

 

若かりし頃の日蓮聖人(蓮長)はたったの21日で成就してしまったそうです。

 

もし日蓮聖人がこの行を行っていたとしたら、まさに天才・・・!!

 

この後日蓮聖人は17歳にして自己の研鑽の旅に出ます。

 

なので、虚空菩薩の行を修めたのはその1年前の16歳だったそうな!!

 

・・・まさに、成るべくして成った存在である。

 

ということが理解できますね~。

 

さてさて、日蓮聖人が虚空菩薩の行を修めた時にある神秘体験をするのです。

その話はまた次回にしてみたいと思います^^

ご興味ある方は是非よんでみてくださいね。

 

 

日蓮聖人が一心に祈りを捧げ、日蓮聖人にご加護をくださった

虚空菩薩がいらっしゃる清澄寺さんでヨガのリトリートを行います!!

 

 

セイクリッドハートヨガ 

平和の祈りを宇宙に拡げるリトリート

10月28日~29日

場所 千葉県鴨川清澄寺

 

 

 

みんなで行きましょう!

ご予定空けておいてくださいね♡

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

愛と光を込めて