タイから日本の小学校に体験入学中の息子。

何だか元気がなくて、学校に行きたくないと。
それで話を聞いたらクラス内にジャイアンがいていじめが起きていることが判明💢
息子はいじめ甲斐がないようで、そこまでやられてないみたいなんだけど、目の前でいじめが起きてることが胸糞悪いらしく。

そもそもたかが体験入学だから本気で行く必要なんてないので、今日は学校休んで2人で映画に行きました。

たまたま宮崎駿さんの復帰作が今日から封切り。

観て思ったこと、

「あーーー、これ完全に呼ばれたわ」

です。

ネタバレしたくないのでストーリーには触れませぬ。

私的にはこの映画は母子で行くのオススメです。

(パパはあまり出てこないのと、大人の事情がモヤる気がしますが、家族で話すキッカケにはなるのかも。男の人の感想も気になります)

映画の最初は
子供にとっては衝撃的すぎるんじゃない?って心配しました。

けれど物語に吸い寄せられるように、
途中からは息子は前のめりで観ていました。

登場人物がコミカルなお陰で子供たちも観やすいっていうのも宮崎駿マジック。

話の細かいディティールは子供には理解できないかもしれないけれど、

何回も何回も観ながら大人になっていけばいいんじゃないでしょうか。

子供が大きくなった時に、話を理解し始めた時に、
「お母さんと2人で映画館でこの映画を観た」
ことも含めて、子供の記憶に刻まれることでしょう。

因みに私は後半30分近く大号泣。
子供に起きた出来事と映画が重なったのもあって
目玉飛び出るんじゃないかってくらい泣きました。

息子はそんな私を観て目を丸くしていました。

感情をこれだけ揺さぶるって本当に天才のなせる技。

精神を育てるスッゲーーー作品です。

もう完全に世界観の虜。
ジブリで働いて天才宮崎駿が何を見て何を考えるのか
近くで観察したいとすら思ってしまいましたw

まだまだ腑に落ちない部分も沢山あるので、
少なくともあと5回くらい観ないとです。

皆様も、どうぞ観に行って揺さぶられてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて

長谷川陽子