タイから日本の小学校に体験入学した時の話です。
(日本に来てプリンを食べ続ける息子。
タイにもプリンあるけど何故かタイでは食べませんw)
長男は4年生で、コロナで日本に帰れなかったために
これが初の日本での学校体験です。
息子を受け入れてくださったのは
東京都中央区月島にある区立の小学校。
実家がある晴海・月島エリアは
ファミリー向けのタワーマンションが
たくさん建っているために子供が多い!
学校は少子化を一切感じさせない
1000人超のマンモス校です。
1学年に5〜7クラスあるために
毎年のクラス替えで
生徒たちは総シャッフルされるので
「4月の編入はグループが出来上がってない状態で
参加できるから良いと思います。」
との先生のお言葉^_^
長男タイゴも早速お友達を作って帰ってきました。
タイゴ「友達できた!」
私「よかったじゃーん!名前なんていうの?」
タイゴ「アイジム君」
私「藍?愛?…ん?日本の名前?」
タイゴ「知らない」
私「何人?」
タイゴ「日本人でしょ」
私「普通の日本語で話してた?」
タイゴ「うん」
どうやらアイジム君は中国の子だったようで
他にもクラスメイトにカタカナの子がチラホラ。
最近の小学校は日本在住の外国人も結構いるようです。
中にはどこの国ともわからない名前もあって
「どこの国の子?」と息子に聞いても
「知らなーい」と全然興味なし。
私は元々異文化にすごく興味があるので
自分と同じクラスに日本人じゃない子がいたら
お友達になりたいと思うけれど
息子はインターナショナルスクールに通ってて
色んな人がいるのが当たり前だから
興味を示さないのかもですねー^_^
担任の先生が2人のクラス
息子のクラスは担任が2人体制の珍しいクラスでした。
大学卒業したばかりのピチピチの先生を
指導する役割の人が
中央区には4人いてるそうで。
息子のクラスは
新任の先生と指導員の先生が担任だったのです。
新任の先生はスポーツが大好きな
若くて元気な先生で、
指導員はおばあちゃん先生。
このおばあちゃん先生が
本当〜によく気を配って下さって
宿題はこなせますか?
家や学校で困ったことないですか?
というご配慮から
学校での息子の様子
持ち物のこと
などのご報告
事細かにお電話でお知らせ下さり!!
なんて親切なの?!
と心底驚きました。
授業中も「タイではどうなの?」と
ちょくちょく息子に話を振ってくれて
息子もタイの文化を話す機会をもらえて
上手に居場所を作ってもらえたようでした。
縄跳びが出来るようになった!
息子の通った小学校は縄跳びに力を入れていて
ギネスレコードに挑戦したりもしているようで
休み時間はみんな縄跳びしてるらしく。
タイで縄跳びは全然流行ってないので
息子は縄跳び全く食べませんでした。
「僕へたっぴー」なんて言いながらも
毎日練習するうちに
だんだん跳べるようになっていって
買い物に出かける時も「ロッキー」(シルベスター・スターローンのボクサーの映画)のように走り跳びで移動したりしてて、遂には二重跳びも出来るようになって
日本の教育すごいと思いましたw
こんな風に日本での体験入学を楽しく過ごせました。
知り合いで一時帰国で体験入学をしたけれど
一度で嫌になってしまった子の話はたまに聞きますから
もしそうなってしまったらソレはソレと思っていましたが、
我が子たちはすんなり自分を環境に溶け込ませられていたので良かったです。
私が思うに友達の存在は大きいんじゃないかな。
放課後一緒にゲームしたり
遠足も同じグループだったりして
居場所があったのはかなりありがたいことだと思います^_^
7月にまた帰るから、また仲良くしてくれたら嬉しいです^_^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子