今年の4月に日本に一時帰国し
子供たちは日本の小学校に体験入学をしました。
長男タイゴは4年生、
コロナで3年間帰れなかったために
これが最初の体験入学です。
私たちはタイのチェンマイに住んでいますが
タイでは小中学生の登下校は
親が行うかスクールバスに乗せるかで
日本のように子供だけで登下校はさせません。
学校の外でも
子供だけで外出は一切させません。
子供を1人で外に出さない理由は
誘拐の危険性があるためです。
タイの誘拐は身代金目当てではなくて
大陸続きの別の国のマフィアによる
人身売買目当てだったりします。
なので日本での
子供が1人で登下校するのは
息子にとっても私にとっても初体験。
私はちょっと心配でしたが
息子にとってはとても新鮮で感覚が開かれる
センセーショナルな体験だったようです。
その気持ちはわかります。
私も小学校の時に1人で外を歩くの好きでした。
ブランコに揺られて1人で考えたり
草や葉っぱを踏んで遊んだり
ふと、寂しくなって
家に帰ったり。
その時の記憶や感覚が今も残っています。
家から学校までは
徒歩で3分程度の距離ですが
公園を抜けて横断歩道を渡って
ちょっとした冒険です。
学校から帰ってきたら
ランドセルを置いて
1人で下の公園に飛んで行きます。
数分して「誰もいなかった」と
帰ってくることもあれば
1時間以上して帰ってきて
「友達できた」と嬉しそうに報告してくれたり。
今のところは
通学路と家の下の公園のみ
1人で行っていいことにしていますが
7月にまた帰る予定なので
その時は
児童館とEnglish after schoolまで
1人で行けるように練習させてみたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子