タイにいて3年間日本に行けなかった時はですね


なるべく日本のことは忘れるようにしていました。


だって、もういつ日本に行けるか分からないし

なんならもう一生行けないかもしれないし。


だから

「日本に帰ったらアレしてコレして」

「日本に帰ったらアレ食べてコレ食べて」

を一切考えないようにして

この3年を生きてきましたw


ところで私は

梅干しと味噌と醤油があれば生きていけるんです。


けれどタイでは

日本のような梅干しや味噌は

あまり手に入らないので


日本の食材に固執せずに

タイ料理を食べて生きていました。


それで今回日本に帰れて

日本が眼前にブワァーーーー!!!

っと広がったわけですが


あんなに恋焦がれて

恋焦がれるのが無駄だから

一生懸命忘れるくらい恋焦がれて


もはやこじらせていた

日本への愛w


なぜか日本に行ったら

何もいらなくなってしまったんです。


触手が伸びない。


麒麟一番搾りも飲まなかった


寿司も(一回しかw)食べなかった


トンカツも天ぷらも食べなかった。


なんだかボーーっと過ごしてしまいました。


タイに持って帰ることもしませんでした。


それでですね、、、


タイに帰ってきてから

なぜか少しずつ

今更、、、


あれ、持って帰ってくればよかった。。。


となってますw


一番は海苔ですねー。


今日、初女むすびを結んだんですけど

タイの海苔はパリッとしてないw


実は母が築地で美味しい海苔を買ってきてくれたのに

忘れてきてしまったのです。


7月はそれ取りに帰るくらいの気持ちw


まぁさ、

食べ物って食べたらそれまでっちゃそれまで。


若い時は

いろんな国のいろんな食べ物を楽しんでいたものですが、


けれど結局思うのは


食べることで思い出される

幸せの記憶なんだと思います。


だから色んなもの食べるより

自分の幸せな記憶につながる

大切なものを食べ重ねていくことが大事なんだろうね。


子供たちは海外で生まれ育っているので

日本食に自分のような

ふるさとの幸せな記憶を感じてほしいなって思います。


因みに

タイに帰ってきて

タイ料理食べたらほっこりしました^_^


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて

長谷川陽子