タイから日本に来て

小学校一年生の体験入学中の次男チサト。


既に3週目に入りました。


タイでは誘拐の恐れがあるので

子供の学校への送り迎えは全て車です。


生まれてから今まで

1人で外を出歩くことは一切なかったチサト。


今回の小学校への行き来が人生初なのです。


最初の数日は

私は物陰に隠れてチサトの登下校を見守っていました。


一年生の初めの頃は

先生が近くまで引率してくださるし

同じ方向の児童が沢山いるし

緑のおじさんもいるので

そんなに心配ないと分かりました。


その後、何日かは自分で帰って来て

「僕自分で帰って来たよ」と

誇らしそうにしていたのですが


ここでひとつパプニングが起きました。


私が不在時のこと


チサトが帰ってくるタイミングで

母がゴミ捨てに出てしまい、

チサトは家に入れないというアクシデントが発生。


母がチサトを見つけた時には

入り口の管理事務所のおじさんと

仲良さそうに話していて

一見は大丈夫そうに見えたのですが


それが引き金となって

1人でエレベーターに乗ることを

怖がるようになりました^^;


出かける時も

「ちーちゃんが帰って来た時に家にいてね」と

何度も念を押して出かけるようになりました。


朝は長男タイゴが先に出てしまって

置いて行かれた時は

1人でエレベーターホールまで行くのですが

「エレベーターに乗れない」って

泣きながら帰って来て

私が下まで連れて行かないと外出できず。


そして昨日の帰り。


私が家で待っていると

マンションの入り口で

チサトがウチの部屋番号を押して

マンションの中に入ったにも関わらず

待てど暮らせど帰ってこない。


心配になってエレベーターホールに行ってみても

エレベーターはやってこない。


だんだん心配になってきているところに

学校から連絡が来て

チサトが学校に戻って来たと。


1人でエレベーターに乗るのが怖くて

学校に戻ってしまったそうなんですw


それで担任の先生が

マンションの下まで送って来て下さって

私も下まで降りていって

チサトを連れて上がりました。



本人に聞くと 

エレベーターの中に入り口1人でいると

オバケが出そうで怖くなっちゃったそうです。

か、かわいい。


そもそも、子供の時は

ルーティンをこなし続けることが

精神を安定させるとも言いますから

大きな環境の変化に対応できなくて

心が揺れ動くのは当たり前です。


いいよいいよ。


そんなに急いで大きくならなくて大丈夫^_^

 

ということで、

チサトが帰って来たら

マンションの下で待ち合わせることにしました。


因みに

長男タイゴは1人でどんどんエレベーターも乗るし

下の公園にも遊びに行きます。


タイゴ的には1人で外を歩くのが大好きなんだって。

その気持ちはわかる。


特に子供にとっては大冒険だよね。


本当にタイではこの生活はないから、

今のうちに自由を満喫したまえ^_^

 

本当に子供も色々ですね。


最後まで読んでくださって

ありがとうございました。


愛と光をこめて

長谷川陽子