私はタイのチェンマイに住んでいます。
息子たちはチェンマイにある
インターナショナルスクールpanyadenに通っています。
次男は偏食がすごくてK1(幼稚園一年生)入学時から
学校のご飯食べられるのかが本当に心配でした。
離乳食の時は食べていたのですが、
途中からどんどん食べたがらなくなり
気づいたら白いもの(麺・白米・白身の魚・卵の白身)と茶色いもの(味噌・醤油)のように一見して彼が安全と思えるものしか食べなくなりました。
野菜は野菜のにおいがダメなようで、
口に入れると胃の中の食べ物ごと吐いてしまうので、
すり潰して味噌汁に隠して飲ませていました。
けれど学校の食事は野菜の自己主張が強いのです。
時として学校で何も食べない時もあったようで、
学校に握り飯を持たせていいか聞いたけれど、それはNGと言われたので、
学校でお腹が減らないように朝ごはんをいっぱい食べさせて通わせていました。
それで担任の先生とお話しした時のこと。
担任の先生はとても親身になってくださる
優しい良い先生で、
子供心理士の資格を持つ発達のプロの先生でした。
ゆえに、次男の特性も深く理解して下さり
「食べたくないものを無理やり食べさせなくていい」
と言って下さったのです。
これには親子共々救われました。
なだめすかしても、叱っても食べない子供に無理やり食べさせようとし続けるのは本当にストレスの日々だったんです。
五感は繋がっている
と先生はおっしゃいました。
味覚が充分に発達していない子供は、
食べ慣れていない味に刺激を感じて嫌がる。
そういう時は
他の感覚器官から育てましょうと。
それで先生が勧めてくださったのは
色んなものを触ること。
カサカサした落ち葉、
肌触りの良いベルベット、
ドロドロしたものやベトベトしたもの、
色んなものを触って触覚を養うことで、
他の感覚器官も育ちます。
とのことでした。
と、いうことで
早速家で実行し始めました。
それから2年経ちましたが、
あの頃に比べると随分いろんなものが食べられるようになりました。
↑野菜入りのお好み焼き
理解度も高くなってきたので、
拒絶反応からの嘔吐も無くなりました。
出来ないことを問題視して
無理やりやらせようとしたり、
出来ていなことに劣等感を感じさせない
あの時の担任の先生のおかげで、
親子共々救われました。
もし、
お子さんが偏食でお悩みの方は是非お試しください^_^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子