息子が真剣な顔で「お願いがある」と言ってきました。
どうしたのかたずねると
「木曜日のサッカークラブを休ませてくれ」と。
一体ナニゴトか、更にたずねると
「放課後に友達とポケモンカードのトレーディングをしたい」と。
息子の学校ではポケモンカードが大流行り。
あまりに流行ってポケモンカードの学校への持ち込みは禁止になりました。
(そもそも学校に関係ない物も持ち込みが禁止なんだけど)
それで放課後に親に持ってきてもらってトレーディングをしようって話になったようです。
私たちの家は学校から片道1時間の距離なので
学校が終わったらさっさと帰るから、友達と遊ぶ時間は一切与えていません。
私が子供の頃は学校と家の距離が5分~10分程度だったので
毎日友達と遊んでいました。
学校は勉強をする場所だから、やっぱり友達と遊びたいよね。
なので了承しました。
それで放課後、校門の外の学校の敷地内にあるペアレンツ・サラで
ポケモンカードのトレーディングが行われました。
トレーディング相手はフランス人のルカ。
それがモンスターの強さとか希少さとかを二人で真剣に話し合ってカードを交換している様が
なんとも微笑ましかったです。
ルカのお母さんと私は子供たちの横に座って子供たちがカードを交換する様を眺めたり
日本とフランスの情報交換を交わしたり。
忙しい毎日の中で突然ポッと出来た面白い時間でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子