ハッキリ言って、学校の先生に同情しましたw

 

最初に飛び出した「責任者は誰ですか」を皮切りに、

心配性な親たちによる質問の嵐が降り注ぎ始めたのです!

 

「息子が家に帰りたがったらどうするんですか?」

 

「夜中にトイレに行きたくなったらどうすればいいんですか?」

 

「キャンプファイヤーの後に帰りたくなったらどうするんですか?」

 

「キャンプファイヤーで火傷をする子供はいないんですか?」

 

「テントの中で喧嘩が起きたらどうしますか?」

 

「テントに泊まってみてパニックになったらどうしますか?」

 

「大人と子供は同じ部屋で寝るんですか?」←???

 

みたいな質問の意図がわからんものまで飛び出す始末。

 

それを説明担当の体育の先生が一生懸命答えていて。

 

私の隣に座っていた担任の先生をそーっと見ると

目を閉じて瞑想状態に入られていましたw

 

私の夫も完全に白けていて空気になっていました。

 

親の質問は白熱し、

 

とうとう「そのキャンプサイトは安全なんですか?」という質問まで飛び出しました。

 

もうナニコレ。

 

次に飛び出す質問は

 

キャンプサイトには熊とかアナコンダとか猛毒サソリはいますか?

 

過去にそのキャンプサイトで行方不明になった子供はいますか???

 

ですか?

 

毒蝮三太夫を召還して一つ一つ突っ込んでもらいたいくらい。

 

そして、

それまで無言で静観していた担任の先生がついに立ち上がり、

「このキャンプは毎年行われていますが、いつも安全に行われており、大きな怪我や事件は起きていません。子供たちはもう既に自分で考え、行動する力をもっています。何か問題が起きたら、解決する柔軟性を育てることもこのキャンプの重要な目的です。大丈夫!彼らはきっと乗り越えられます!」

 

というような感動的なスピーチをしてくれました。

 

ところが。

これで収束するかと思いきや、まだ質問し足りない親たちが烈火のことく質問攻撃がしばらく続きましたw

 

担任の先生は大きな手で両目を覆っていましたw

 

私はもう状況がシュールすぎて笑いが止まらず。

 

結局私は雨天中止の際の連絡手段を聞くことが出来ませんでしたw

 

自分の子供が心配なのは分かるけれど、不安を皆で煽り合うのはやめましょう。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

愛と光を込めて

 

長谷川陽子